初という節目

おはようございます。

皆様には良い元日をお迎えになられたことでしょう。私も大晦日から新年にかけての「除夜祈願護摩供・迎年護摩供」、護摩供を終え参拝者の皆さんとの「相変わりませず」という新年のご挨拶、早朝には皆様からお預かりしておりますご先祖様、水子様へのご回向、それを終えて心華寺ご開山様へのお墓へ新年のご挨拶おまいり、永代供養塔へのおまいり、心華寺諸堂の参拝、そしてご来光を拝み元日の行事をキリッとした冷たい日本晴れの中済ませました。一年のスタートに決めたことを行うことは気持ちのよいことです。
お正月は殊にご本尊様、ご先祖様、氏神様にはしっかりとおまいりします、自身の原点、根っこだからです。このことを確かにせずにはいけません。生長すればするほど回帰、原点に帰らなければ倒壊の憂き目に遭うのです。
今年の干支(えと)「乙未(きのとひつじ)」は上が茂り繁茂しすぎますと倒壊するという干支であり、自身が何故に今日が在るのかの感謝が大事な年です。
毎日、毎週、毎月、毎年の節目、人生には折々に節目が必ずあります。大きな転換点の前に小さな転換点があるのです。それが日々の大切な日課、先祖供養、神々への祈り。この良い節目、幸運を招く節目となります基点を確かにしていない人は良い転換となる節目がやって来ません。
「蒔かぬ種は生えぬ」のが道理、感謝の思いが無い人は、節目、きっかけがあったとしても気づかず、感謝できず、チャンスを手にすることができないからです。ああ、この「素晴らしい出会いがあって良かった」という感動。この感動はそんなビックリするようなことではなく、「私のような者が今日一日勤めることがあって良かった」、といったささやかな感動。このささやかな感動が大きな節目と出会うきっかけです。
「類は友を呼ぶ」という言葉があります。身近でささやかな感動ができる人の周りには感謝する人が多く集まり、結果大を為す節目となる人を「引き寄せてしまう」のです。感謝のない人とは誰もお付き合いなどはゴメン被りたいはずです。その逆に感謝があり、「人喜び、物喜びをする人は誰しも歓迎する」のです。「このような人と一緒に仕事がしたい」、となるのです。
正月二日は「初のつく行事が多く」、「初荷、初夢、書き初め」など、一年で初めてやることで「縁起がよくなる」ことが古来より実証された故に今日の諸行事成ったのです。この事実に感動し私は正月二日に「初・月例・幸福開運護摩祈願祭」を執り行うようにしたのです。行うことによって「大きな節目、チャンスとやはりなった」のです。
午前10時からです。どうぞおまいりください。法要後は素晴らしい楽しい奉納コンサートがあります。大きな声で楽しくご一緒にご真言を唱え、合唱しましょう。美しい一年、楽しい一年なる大きな節目の出会いが用意されます。素晴らしい転換点になる良い出会いをしましょう。
昨夕宇治には豪雪警報が出ました、お気をつけておまいりください、皆さんがおまいりの頃には溶けていると思いますが、20センチくらいの積雪です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
冷たい風が吹くお正月だなぁ〜と思っていましたら夕方から雪が降り、あれよあれよといういう間に積もりました。降り始めと今朝の様子です。おまいりの皆さん気をつけておまいりください。