七日を経て

おはようございます。

年が明けて早一週間、いかがですか新年のスタートは、私は今年の干支の「乙(きのと)」の指針のごとく自分自身の中にある「因循姑息(いんじゅんこそく)にケリをつけて勇敢に進む年」を改めて自覚し進まなければと振り返っております。
因循姑息とは「旧習を改めようとしないで,その場しのぎに物事をすること」で、これは直さなければと思いつつも直せないから「言い訳をしてしまう・それで又失敗を重ねてしまう」ことを確かにすべきです。
因循姑息な面を直すには少し生活習慣を変えることを思い出しました。修行中に体感したことです。習慣を変えることは何も難しい事をするのではなく、直さなければと思っていることを「メモにして読み上げる」ことです。これを朝一番にやることです。そうすることで習慣がジワッと変わるのです。
私は師匠に注意されたときに「叱られ帳」という帳面に必ず「叱られたこと、注意されたこと」を書き留めていました。そして毎朝それを読んで一日をスタートしていました。私は物覚えが良くありませんので必ず一日のやることをメモしてやるようにしていたのです。
改めなければいけない事は早めに早めに修正し直さなければどんどんとその傷は深まり大きくなり、失敗が許されなくなる年令や立場になっても同じ過ちを繰り返してしまうことになり致命的です。
このことは雑草を抜くときに思いついたことです。雑草は小さいときのほうが抜きやすくエネルギーを要しないのです。雑草は未だ未だと思っていますとあっという間に生長しています。こうなっては抜くのも大変です。
いつまでも因循姑息を修正しませんと、努力という言葉も、目標という言葉も虚しくなることを知ったのです。。
習慣を変える努力の一つに「師に質問する、尋ねる」ということをしました。師と話すことで次第に意識と行動が変わっていくのです。今では「心学を繰り返し読む」ことで自分を修正しています。師は何度質問しても怒りませんでした、逆にお喜びになっていたようにも感じていました。
一週間経過して「因循姑息にケリをつけて勇敢に進む年」ということを改めて強く意識しています。皆さんも気づいたことを早くケリをつけ直しましょう。七草がゆを食べて心身共にスッキリとして今日も素晴らしい一日としましょう。
明日8日は下関、愛宕寺「年賀式」です。午後2時からご一緒に読経し新年の挨拶を交わしましょう。お薬師様の縁日、初薬師でもあり、一年の無病息災をご一緒にお祈りしましょうお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
お昼前に近くの小川で、可愛いですね。

私のジジィギャグのようなので。