引き戻してくれる

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮初講座ご出席の皆さんありがとうございます。年初の勉強会にお顔を拝見できたことはとても幸福です。強い雨の一日でしたが夕方にはあがり、何か今年の運勢を予告しているようでした。
幸せは自分で感じるものであり、福は「いただくもの、与えられるもの」です。ですから皆さんが最初の勉強会にご出席下されたことで幸福感が倍増です。ありがとうございます。本年もどうぞご一緒に学んでください、よろしくお願いいたします。
学びは迷えば迷うほどに進む道を示し光明が目の前に差し込みます。常あることの第一が「学びの習慣」、ことある毎に身にしみてその大切さを実感しています。心が外に奪われてしまったり、外の事象に捕らわれていても心学の習慣を怠ることなければ「引き戻し、再びイキイキと歩む道を指し示してくれる」これほどありがたいことはありません。
迷った心でいくら物事を考えたとしても解決はならず、どんどん深みにはまり込むだけで、逆に教えを心として歩めば見事に物事は解決します。
日々「心学が常にあること」が大事です。何故かと言いますと身についているか否かで素直に反省する己が作られ、修正は早ければ早いほど傷を大きくしないからです。
我欲から物事を考えて歩み出しますと道が「いばらの道となり」、心学に基づいた歩みは「外の風で波立っても、風が止めば心が穏やかさを取り戻し楽しい道と化す」のです。
私たちは、自分のはからいから、すべてのものに執着します。冨に執着し、財に執着し、名に執着し、言葉に執着し、有無、善悪、正邪、すべてのものにとらわれ争いを生み、迷いを重ね苦しみと悩みを招くのです。
心学を常としてようやくに私は崖プチで止まっています。先人が苦悩の果てに残してくれた「心学」のことを思えば感謝して余りあります。
人間はいろいろな苦悩を味わいながら、正しく心ゆがまずに成長していくことで、自分にも人様にも優しくできるのではないでしょうか。自分のことだけを考えるから、人にぶつかり、物事にぶつかるのです。
哀しみの数だけ喜びや夢がある、という歌を聴いたことがあります、喜び幸せを感じられるのもやはり心の中に正しさという思いがなければなりません。今夜は「にんげん学」東京初講座、東京地区の皆さんお会いできますことを楽しみにしております。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
今日は日本晴れ、雪の富士山です。



ぶら和尚の前に腹ごしらえ、列車で以前車内食堂をやっていた、東京食堂の「ハヤシライス」です。


上野公園から見えるスカイツリー