主体性

おはようございます。

私は主体性を訓練するために師の教えをよく聞く、法、師の言葉に至誠を尽くすということをやっています。それと少し俗っぽい、子供っぽいと笑われるかも知れませんが、最近では夕食をリクエストするということをやっています。
なぜかといいますと中庸に「飲食せざる者はないけれども、よく飲食の意義を知っておる者は非常に少ない」と教えているからでもあります。確かに飲食しない人はおりません、ほとんど「生きる」ということを、「食べる」という言葉で表していますように、飲食というのは生活の大部分ではないでしょうか。
私たちは、その飲食を適正にやっているのでしょうか?誤っていないかということを考えていないのが現状ではないでしょうか。生活習慣病などとも言われます。難しい事ですが、やはり暴飲暴食、妄飲妄食(サプリや食べ物をただ単に健康云々と何の根拠もな摂ること)はいただけません。
般若湯も私は量を決めて飲んでいます。また自分が主催する宴会でもおよばれに行ったとしても二時間以内で終えるということをやっています。
一見つまらないような主体性の訓練ですが、以外や意外この訓練はジワッと生きてくるのです。それはやはり命は食で保たれているから、そして命を大切にすれば自然と主体性が磨かれるのだと私は確信を持っています。私たちが食事の時にお唱えします「食事五観の偈」の第4に「正に良薬を事とするは形枯(ぎようこ)を療ぜんが為なり。」と、欲を満足させるためにはなく、この大切な肉体、体が枯れるのを防ぐ、療、治す為であると教えています。主体性は小さな事を意識して継続すれば無理なく養われます。そんなことでも馬鹿にせずご自分で何か考えて日々繰り返して下さい。
さて今夜の「にんげん学」一宮講座の勉強会の後の懇親会のお料理は?楽しみにしております、あれ、言っていることと違うかな?。
今日は食を考えて楽しく過ごしましょう。素晴らしい一日でありますよう。
因みに「食事五観の偈」を書いておきます。食堂に張りお子様やご家族の方とお唱えし、話し合ってみて下さい。
一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。(この食物が食前に運ばれるまでには、幾多の人々の労力と神仏の加護によることを思って感謝いたします。)
二つには、己が徳行の全欠をはかって供に応ず。(わたくし共の徳行の足らざるに、この食物を頂くことを過分に思います。)
三つには、心を防ぎ、過貪等(とがとんとう)を離るるを宗とす。(この食物にむかって貪(むさぼ)る心、厭(いと)うこころを起こしません。
四つには、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり。(この食物は、天地の生命を宿す良薬と心得て頂きます。)
五つには、道業を成ぜんが為に、将にこの食をうくべし。(この食物は道業を成ぜんが為に頂くことを誓います。)

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
節分立春となり心華寺の庭にも春が来ました。紅白の梅も膨らみ、こんにちは、と言っているようです。


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