縛りすぎない

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座ご出席の皆さんありがとうございます。「ぶら和尚」からご一緒いただいた皆さん半日ありがとうございます。寄席楽しかったですね、笑いはいいものです、「笑う門には福来たる」。笑顔で過ごし、目の前の人に笑顔を送りましょう、お互いが幸せな気持ちになります。昨日の老子の話し「多幸感」が光を放つ、自分が如何に幸せかでオーラを放ち良い影響を与えられます。
又来月お会いしましょう。来月は弥生3月3日「おひな祭り」本格的な春。お元気でお過ごし下さい。
昨日の老子57章「規則で縛りすぎない」話し。効きましたね、堪えましたね、現代の私たちに大切で必要な気づき、否、気づかなければいけない話しです。日々マスコミを騒がせているおどろおどろしい事件は、みな「縛りすぎ」から出た「しわ寄せ」なのかもしれないことを反省すべきでしょう。
学校の「レベルは、成績は○○まで」「廊下を走ってはいけない」「髪型はこうでなければ」「○○クラブは優勝を」こんな規則やルールが沢山あります。ルールや規則がふえてくると、「なぜ、いけないのか?」という「本質が忘れ去られてしまう」ことがあります。
Aという規則、ルールを決めるとそれが守られなかったので、守らない人には「罰金を科す、制裁を与える」というルールを新たに作ったとします。では、そのルールが守られるようになるかといいますと、減るどころか、「逆にふえてしまう」のです。なぜでしょう?
それは「罰金を払えばいいんだ、制裁を受ければいいのだ」と思ってしまうからです。飲酒運転が減らず、増える原因もここにあります。
「事故が起きたら大変」「他人様に迷惑をかけたら大変」「事故を起こしたら大事になる、人の命まで奪ってしまう」という「気づかい、思いやりが、どこかにいってしまう」からです。
「ルール」とは、「ダメと決まっているからダメなのではないのです」。
「人として正しい行為でないからダメなのです」。
必要最低限のルールは必要ですが、細々としたルールを設けるほど、本質が忘れ去られ、「秩序は乱れてくる」と老子は諭すのです。あんな良い子がという事件が無くなることを願い「心学」をご一緒下さい。
道徳教育が始まるようです、そこで又変な議論が起きています「点数をどうつけるのか?」愚かなことです。人の善意を点数で量る、最高学府を出た方々の議論とは到底思えません。
人として「どうあるべきかを確かにして」楽しい休日をお過ごし下さい。今日は「建国記念の日」、何を以て己を建てるかは大切です。私は「互いが互いを思いやる精神・己を忘れて他を利する」です。日本人の建国精神が曖昧である故に多くの事件が起きているように思うのは私一人でしょうか。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
「にんげん学」大阪講座「ぶら和尚」で「天満天神繁昌亭」に行ってきました。笑う門には福来たる。
地下鉄北浜駅で珍しい。

繁昌亭です。


出演した落語家さんと。


伊丹の「寶樹庵」さんから「花びら餅」を、Kさんから美味しいサンドイッチを、毎月ありがとうございます。

高知土佐清水のIさんから「文旦」をお供えいただきました。下は「ぽんかん」と一緒に、大きいですね、ビックリです。


不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話での相談を受付ております。0774-45-5561までどうぞ、お待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。HPもご覧下さい、ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。