仕える

おはようございます。

おかしなものだと時々自分を振り返り思います。師に仕え、仕える事だけを喜びとし、言われたこと、教えを忠実に行おうと思う日々、教えに何の疑いも迷いもなく、黙々と取り組み、型にしよう、形にしようと、言葉、教えにこだわり、心を変えず続けてきました。それが楽しく、今でも変えずやってきたことが今の楽しさを与えてくれたのだと、師に感謝しています。
ご縁をいただき、ステージを比叡山から心華寺、愛宕寺と変えはしましたが、できることはただ一つしか無く、皆様の「現当二世安楽(げんとうにせいあんらく。現在と未来の安楽)」を祈り、お手伝いするだけです。安楽とは「信じることだ」と教えられました。昨日も書きましたが「成る成らない」ではなく、「祈ることそのものが安楽」なのだと。
多幸感そのものです。「一隅を照らす」ことが「国の宝だ」という伝教大師様の教えに触れたとき「心の中に電撃が走ったことを思い出します」。「え、こんなことで国の宝となれるんだ」という天にも昇る嬉しいショック。そう思った瞬間、今までの不幸感が多幸感に変わったのです。
あれをやらなければ、これをやらなければ、あれも知らなければ、良い点数をとらなければという悲壮感、恐怖感が一瞬にして吹き飛んで行ったのです。これが「私の天来のポジションだ」と思えた瞬間でした。
そう思いながら変わらず続けてきたお陰でしょうか?いろいろな方が私を活かしてくださいました。できなければという「見栄を張る我を捨て、できることで一隅を照らせばいいと覚悟し」。ただ師に仕えると同様に他人様へ仕えること一点に心を寄せ、そうしましたら「時の神々が姿を見せてくだされたのです」。私に「相応しいステージを与えてくださいました」。
今日からも背伸びせず、自分に嘘をつかず、できることを黙々と歩み幸せを感じる日々を過ごしたいと、「朋、遠方より来たり」を味わわせてくれた今週に感謝し、来し方を思い起こしましております。今日も素晴らしい週末の一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私の執務室であり比叡山延暦寺よりご分灯いただきました「不滅の法灯」をお祭りさせていただいています部屋の襖絵です。千葉のHさん(東京講座へご出席下さいます)の絵のお師匠様が書かれました揚子江の絵です。川は大河でも小さな川でも必ず大海へと流れ着きます。私の人生観を書いていただきました。どんな人生を歩んでも必ずや大海へ。




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