恩は忘れない

おはようごいざいます。

CMA主催「管理職研修」にご参加の皆さんお疲れ様でした。今日ゆっくりお休みされて明日から何か一つ研修で感じられたことを実践ください。寒さがまだまだ続きます。お大事にお過ごしくださいますよう。
M&Uスクールの皆さん今日も一日お勉強ご苦労様です。夕方までしっかりと取り組んでください。今年初めてお目にかかりお話しさせていただき嬉しいひとときでした。
「己を忘れて他を利する」は伝教大師様が慈悲の中の最高の慈悲だとおっしゃいました。これは「施した恩は忘れよ、受けた恩は忘れるな」としなければいけません。なぜならば私たちは施すことより受ける恩の方が多いはずだからです。
もし私たちが充実し、楽しい人生を送りたいと願っているのであれば、「誰のお陰で又は何のお陰で楽しく暮らすことができるのかを忘れてはいけない」のです。これこそ人としての基本で有り、正しい道だからです。道とはすべてに通じています。ですからまず「お陰様」の心に目覚めることが富貴の道を歩む基本なのです。
私たちが先ず親を尊敬しなければいけません、なぜならばこのかけがえのない性命を与えて下されたからです。また人生を歩む上において悩み苦しむことがあったとしても、学ぶことを教えてくれたからです。人生は生きている限りにおいて感謝する心を持ちますと一時嘆き悲しむことはあったとしても、私たちは学ぶことができ、困難があればこそ気づくことができると知るのです。そして素晴らし教えに接する事ができるのです。
苦楽共に知ることができたら、そこに感謝し、人様の苦を抜くお手伝いをさせていただく、このような感謝の気持ちが仕事への発想へと意識が展開していくのです。また人様の楽しみや喜びに感謝し共に楽しみ喜ぶことができれば、人生のパートナーとして仕事の仲間が増え、ネットワーク作りにもつながるのです。
はっきりと相手がわからずとも、誰かに助けられたからと具体的な理由がわからずとも感謝することが人生豊かに歩むことにつながるのです。そんな思い心で新たな人に出会いますと、やはり相手様の反応は良いものです、これは今までの私の体感からはっきりと言えることです。
恩人に感謝することは当然ですが、恩人だけではなく、さまざまな物事や、人々に対して恩を感じる心を持つことですそれが本当の意味での「お陰様なのです」。
先日も書きましたが、私たちは必要とされればどのような困難なことでも成し遂げようとするものです。だからではありませんが、感謝の心を忘れなければ、幸せに恵まれるのです。その感謝を具体的にあげてみましょう。
1,親心の情愛に感謝する。(父母愛は山よりも高く、海よりも深い)。
2,伴侶の愛情に感謝する。(縁を大事にする)。
3,友情に感謝する。(友情があればどのような苦難にも耐えられる。友の思いやる心が精神的な支えになる)。
親心、愛情、友情に前後優劣の差はなく、いずれも同じように大切なものです。人は何のために生きるのか、この三つのためといっても過言ではありません。人生を歩む上において慈悲心を大切に恩と感謝を忘れずに歩みましょう。今日も愛深い一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
研修の最後に皆さんに「お薄を一服」さしあげます。「一期一会」茶礼の模様です。先日の梅のつぼみがほころんできました。



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