非礼を視ない

おはようごいざいます。

M&Uスクール受講生の皆さん一泊二日お疲れ様でした、皆様にお会いでき、お話もさせていただきありがとうございます。心の鏡を毎日磨くようにしましょう。迷いや悩みは心の曇りから招きます。皆様方のご活躍をお祈りいたします。お元気にお過ごしください、また来月のご参加をお待ちしております。
研修を受けられた方からブログへのコメントをいただきました。とても嬉しいです。いくつ何歳になっても温かい言葉には感動します。温かい言葉をいただきますと、次は私が温かい言葉をかけるようにしなければと勇気が湧いてきます。言葉は「言霊(ことだま)・こだま」です。善い言葉や嬉しい言葉はお返ししたいですね。逆に悪い言葉を耳にしたときは、さらりと流したいものです。
論語、顔淵(がんえん)第12に「視聴言動(しちょうげんどう)」の大事として「前略・・・子曰く、礼(れい)に非(あら)ざれば視(み)ること勿(な)かれ。礼に非ざれば聴(き)くこと勿かれ。礼に非ざれば言うこと勿かれ。礼に非ざれば動くこと勿かれ・・・後略」と説いています。
私たちは行うことや言うこと、言動は自分の意思でできますが、視ること聴くこと、視聴は自分の意思にかかわらず、目に入り、耳に聞こえてきます。しかし善言と同じように、悪言や悪い行動を見聞きして感化されるようではいけません。
視という文字は、見という文字と違い、自己の意を用いてみることです。聴という文字は、聞と違って、意を用いてきくことです。要するに、自分から心を用いて進んで礼に非ざることを見たり、聞いたり、言ったり、行ったりしてはいけないと孔子は戒めたのです。
ややもすると私たちは、非礼、礼に欠けた視聴言動で心惑わす場合があります。そして思わず同じように「反発心から礼を失した見方、聞き方、話し方、行動をしてしまうようになります」。それは決して善いことではありません、悪い視聴言動によって感化され道を誤ってしまうことを恐れなければいけません。
善言に素直に反応し行動できる自分を養いましょう。そして悪言に反発しないようにこれまた修養することが大事です。悪言への反発は何一つ良いことは無く、身を破滅に追い込むだけです。
私たちは日々夢に向かって歩んでいます。そんな日々を視聴言動で、己を見失い、道を過たないように克己心を大切に保つようにすべきことを説いてくれたのです。
故に自分自身が礼に叶った視聴言動を心がけることの大事は言うまでもありません。2月最終週、幸運に逃げられないように、しっかりと礼を尽くし一週間をお過ごしください。今日も素晴らしい一日でありますように。
明日24日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです。最高の礼を尽くす祈り。素晴らしい日々をもたらしてくださいます。お待ちしておりますご一緒にお祈りください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561、お待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
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