時には

おはようごいざいます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。一ヶ月に一度しかお目にかかれないことは残念ですが、また来月お目にかかれることを思いますと、別れることにも又別の楽しみがわいてきます。
昨日ご一緒に学ぶ予定でしたが、別の話をして読むことができませんでした。論語、陽貨第17、20条私にはとても考えさせられる条です。また孔子の弟子への真の愛情を感じ、新幹線の車中で師匠からお電話をいただき修業時代を思いだした教えでもあります。
獅子が我が子を谷に落とす心境かもしれません。「孺悲(じゅひ)、孔子を見んと欲す。孔子辞(こうしじ)するに疾(やまい)を以てす。命(めい)を将(おこな)う者戸(ものこ)を出づ。瑟(しつ)を取りて歌い、之をして之を聞かしむ。」。
この条を読む度に師に叱られ、長いときは一年も言葉をいただけなかったことを思いだします。
意は「孺悲が孔子に面会したいと申し出た。しかし孺悲は当時何か罪を犯すことがあったかして、孔子はこれに会うことを屑(いさぎよ)しとしなかったのであろう、病気を口実に面会を謝絶した。そして取り次ぎに立った者が孺悲の帰りを送って戸外に出ると、孔子は直ぐに瑟を取り出して弾きはじめ、これに和して歌を歌い、その瑟の音と歌の声とを孺悲に聞かせて、実は病気でないことを悟らせた。」。
諸葛亮の「泣いて馬謖を斬る」という話もあります。師が弟子を、上司が部下を育てる、教えることはなかなかに難しいことです。時には孔子が弟子に対した態度も大切かもしれません。親の意見と冷や酒は後で効くといように、下にいるとき注意されたことや叱られたことで疎遠にしてしまう愚は避けなければなりません。
「叱られているときが花だ」などという言葉もあります。また耳の痛い話は聞きづらいかもしれませんが、それを聞くようにしなければいけません。
可愛い弟子に対する師の心情が表れている条です。この条の話はいくつになっても肝に銘じておくべきです。慢心しますと耳障りの悪い言葉に反感を覚え大切な人と疎遠になり、絶縁になるというようでは未熟のそしりは免れません。
昨日は早朝に一宮から帰り、一泊二日の研修がありましたので、お話をさせていただいてから夕方5時頃にホテルに入りました。今朝も2番の新幹線に乗って帰り、研修生の皆さんにお話の予定です。いい週末をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
東京講座でHさんにお菓子をちょうだいしました。私の好物の「シュークリームと仙台銘菓黒砂糖まんじゅう」です。Mさん毎月お花をありがとうございます。


懇親会のお料理です。マグロのユッケとがんも。

サラダ。

からすみ。

マグロのずけ茶漬けとマグロ竜田揚げ。


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