欲しいはやめよう

おはようございます。

3月第二週の始まりです、いつものようにあわてずにじっくりとスタートしましょう。今夜は「にんげん学」京都講座「老子を読む」です。ご一緒にTaoを学びましょう。「道は不仁なり」、道は私たちの都合のよいようにはなりません。我(が)がないからこそ道の偉大さに気づけば甘えることなく道に沿って歩むことができる、それこそが「縁を活かす、縁に従う」「流れに乗る、流れを活かす」ことです。その事実に目覚めよ、気づきなさいよ、と老子は教えています。
どうしても私たちは「認めて欲しい」「知って欲しい」と我欲から自分で悩みをつくり、落ちこんでしまう、それではいけません、せっかくの能力を自分でおとしめてしまったのではもったいないことです。
今夜の老子58章は幸、不幸は順番にやってくるんだから何もクヨクヨすることではないよと教えています。幸、不幸を昼と夜という風に読み換えればいいのです。活動を活発にしたら自然に疲れて休むように夜がくるのです。そして又朝が来て昼が来る、これを繰り返しているにすぎないんだから、何をそんなに悩む必要があるんだい、と老子は優しく諭してくれるのです。
成長ばかりはできないし、ジャンプするには屈まなければと教えているのです。先日も書きましたが、アクセルしかない車なんて危なくて乗っていられないでしょう。道、Taoは自然のブレーキを教えているのです。先走る心ばかりではつまずくぞということです。
京都講座の会場でお待ちしております。豊かな気持ちで第二週をスタートしてください。よいスタートを。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561、お待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
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「こころのはな」は「自分が自分にチャレンジする空間」です。自分で一日のスケジュールを考え、やりたいことをやり、学びたいことを学び、聴きたいことを聞くという「自分チャレンジ」の空間です。自分で未来の扉を開く空間です。
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