一人

おはようごいざいます。

下関、愛宕寺におります。愛宕寺は夜になりますと一人になります、一人は結構好きな時間。思いにふけることができます。思いといいましても大げさなものではなく、初心に返ることができるということです。懐かしくて初心を思うのではなく、昨日も書きましたが「虚心坦懐」になれるといったほうがいいかもしれません。
叡山から一歩踏み出したときの気持ちです。いつもいつも未来しか考えておらず、どうしようなどと嘆く気持ちもなく、いつも思いの中に楽しく現実化することを描いていました。まあ妄想だったのかもしれません。
修業時代から周りを見回し、同じ「法」を学んでいるにもかかわらず、その同じ事を「人を通すと人様の受け止め方が違う」ということをまじまじと感じた時でもあります。
輝いている人、好感を持って受け止められる人、そうでない人がいることの現実。この違いはなぜ起きるのだろうと考えました。道・法は私たちの意思で生かすことができます。意思で生かすことができることは、道や法は意思がないということです。道や法は「使う者の心によって違ってくる」ことに気づかされました。
ああ、未熟で愚かな私でも自分のものとして生かせる、道・法を生かすことのできる歓びが無意識に湧きあがったことを思い出します。
道・法を自分のものとして生かすことができる。自分を表現できることに感動。そんな気持ちを覚えたとき、好感度を感じる方の多くが私と同じような気持ちで、道・法に真摯に感謝、それを体現(体で感じ表現する歓び)できる歓びを感じ体得しようと日々努力されていました。
また道・法を誰にでも生かすことができることを知った人は、自分が道となって無心に生かされることが人様の幸せになるのだと教えて下されたことに又衝撃を受けたのです。(己を忘れて他を利する実践)
ああ、まったくそうだな、道と同化しよう、無心に生きれば私を多くの方が生かして下さり、人様のために働ける、そして多くの方と共にできると知ったときでもありました。
以来、道・法を体得しよう、好感度のある方々を真似ようと日々過ごしています。そんなことの思いにふけって、情熱の高まることを一人楽しんでいます。
いくら一人でいても、道・法のことを思い、練り上げる工夫を行っていますと、孤独感がわきません。先人が道を示して下された本を読む度に熱い思いが滾ってきます。今日もこれからお勤めをして道を体現できるように精進します。多くの方々の幸せを楽しい未来を描きながらお祈りさせていただける法に感謝しています。
皆様も商道、学道といった如く道という名を先人がつけてくだされたことを一度考えてみることもいいことかもしれません。道の実現を図るため3月の後半の週をしっかりと楽しく歩みましょう。今週も良い週でありますようにお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
霞む中でも別府温泉の湯煙は情緒があります。

名前はわかりませんが、鉢植えで春を告げる黄色い音が聞こえそうな楽しい気持ちになりました。

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「こころのはな」は「自分が自分にチャレンジする空間」です。自分で一日のスケジュールを考え、やりたいことをやり、学びたいことを学び、聴きたいことを聞くという「自分チャレンジ」の空間。自分で未来の扉を開く空間です。