知識を争いに使わない

おはようごいざいます。

花冷えという言葉がぴったりの冷たい中「にんげん学」小倉講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月は4月27日(月)です。お元気にお過ごしください、来月は新しい風が皆さんの周りにも吹いてくることでしょう、良い刺激になります。新風から新たなことを学んでください。若い人からも学ぶという姿勢が若い人を育てます。
昨日の老子31章「知識を戦いの武器にしてはいけない」という教え。「兵は不祥の器」という話、ライバルに戦って勝ったとしても虚しいからやめなさい、ライバルがいなければがんばれないような人生はおやめなさい、損や得やなどと道理に外れた人間欲に犯される、そんな人生はいつまで経っても豊かな人生とはならないよ、そんなことで疲労困憊(ひろうこんぱい)するようなエネルギーを使うのなら「昨日の自分を超える努力をしようよ」というのです。
いかがです?このような生き方の方がずんと楽しく夢を持てます。勝たなければ、勝ちたいという、どうしようもない事にエネルギーを消費するよりも「確かに自分の完成をめざそうよ」というのが老子的生き方。
勝った負けたが人生に意義のあることだなどと考えて人生を歩んでいれば、敵を多く作るだけです。その敵も身近にいる同僚や仲間の中に作ってしまうのです。これは居心地の悪い人生となります。
勝った負けた、人よりも成果を出したいというようなことでしか満足できない不安定な自分を作るのではなく、「自分を高める」「自分の実力を上げることに集中する」ことに喜び、使命、エネルギーを傾ける自分であろうではありませんか皆さん。
社会的立場や会社での上下はあるかもしれませんが「人間の上下などあろうハズが無いのです」、そんなことがわからないようでは欲のある人間に都合良く働かされてしまうはめになるのです。「人間力を高めよ」と老子は教えます。勝ち負け、損得にかかわって生きるような人間はどだい上に立つなどということは無理な話なのです。なぜかといいますと、心と目が曇って大切な人の姿が見えなくなっているからです。
心華寺に帰りますとフレッシュな新人の皆さんが待っています。自分の磨き方、向上心を生涯保つことの大事をお話しさせていただこうと思っています。今日も素晴らしい一日でありますようにお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
勉強会に花をそえてくれました、Mさん毎月ありがとうございます。それと「お多幸」さんのお料理、昨夜は「寄せ鍋と名物おでん」です。ごちそうさまでした。





昨日撮りました小倉城の桜。冷たい風が吹いていたのですが、これから花見というグループも。


新旧の取り合わせが何とも言えず。


お城が北九州市役所のガラスに映っていました。

勉強会会場に入る前に。


※学校にいきづらいなぁ〜・行きにくいなぁ〜、会社にいきづらい、でも何とかしたいなぁ〜、自分の夢を追いたいなぁ〜、したいことをしたいなぁ〜と考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」で「心を潤してみませんか」、いつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気を少しだけ出してみません?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。