無限の

おはようございます。

M社新入社員の皆様二泊三日ありがとうございます。一所懸命に取り組んでいただき感謝いたします。自他は一対、目の前の方が自分を写す鏡です。皆様がお出でいただいて私の存在が確かとなります。依他起性(えたきしよう。依他起性は、他に依るもののことですから、縁起(えんぎ)の中の存在すべてを意味します。)。
縁起とは「縁(よ)りて起こる」ことで、すべての物事は、互いに関わりあい支えあって存在しているのだということです。物事は、決して単独では存在し得ません、他に依存して存在しているということになり、物事は自らの内に、その物事たる本質が無いことを意味します。これが「無我」とも「空」とも表現されます。ですから無限の可能性が私たちに内在しておるのです、それを信じ何事にもチャレンジください。
無限の可能性があるからこそ目の前の人、物事を大切に尊敬し歩んで行きましょう。私の行動指針の一つ「遠くに行くには近きより、高きに登るには低きより」です。参考にしていただければありがたいですね。
昨日は皆様を祝福して「うぐいす」の初鳴きがありました。うぐいすは一年中おりますが、これまた季節がこなければあの美しい声で鳴くことが叶わないのですから摂理とはなんということでしょうか?、やはり外にばかりエネルギーを発するのではなく、内に蓄えるときも必要だと天が采配してくだされているのでしょう。私たちも自分の声を出せるときが来ることを信じて目の前の方々を大切に己を養ってまいりましょう。
目の前の現実を受け入れ糧にして成長していかなければいけません。様々な試練がなければパワーとならず、現実からでなければ真に鍛えられません。対応力も、新たな発想力ともならないのです。
人生目標を確かにしたとしても、仕事場、一緒に仕事をする人は選べません。これは誰でも同じ、そこで不平不満をいっているようではお話になりません。
世界、社会という言葉は大きいですが、目の前が世界であり、社会です、言葉は大きくとも現実は小さな世界であり社会であることを確かに認識すべきです。
「自分こそ正しいと思わない」ことも大事です。「肥やしを撒いた土地の作物は良く育ち。川底が透き通る清流には魚は棲まない。立派になっていくような人こそ、世俗を受け入れる者だ。そうであるから、自分だけが高潔であると思ってはならない。」と菜根譚(さいこんたん)にあります。
同じく菜根譚に「耐える先の喜びがある」として「世間一般の人は、心が従うところに楽しみを求めるため、かえって心に苦しみを募(つの)らせる。悟りを得た人は、苦しみに打ち勝つことを喜びとするため、その忍耐を通して喜びを得る。」
人間は「嫌なことから逃げる心が争いを生み、現実に向き合う心が協調を生むのです」。協調性のない人間はどこに行ったとしても何物も得られる道理がないのです。
仕事を何もやってもいない前から、結果も出さない前から、相手がどんな人かもわからないうちから、見た感じから嫌だ何だと不平不満を言うようでは幸運の扉は開いてくれないのが人生劇場です。
新人の皆さん入社されて半月経ちましたが、感覚的なことや感情等の表面的なことで不平不満を感じ「嫌気を起こさないようにしましょう」。
自分の為にできるように進化するように行動しなければ何も生みだすことはできず、進化するはずもないのです。口先だけでなんだかんだと言うような悪癖を自分で作ってはなりません、そんな自分では何も得ることはできないのです。今日も確かに現実を肯定し困難と感じれば感じるほどやる気を出し乗り越える喜びを体感し内なる新たな可能性、幸せの扉を開きましょう。皆様には素晴らしい出会いがありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
研修最終日のお茶席です。


善光寺へおまいりしましょう。


※皆様の暖かいご支援ご参加をお待ちしております。

※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、お子様に何か「おや何か変だな?と感じ思うことがありましたら」いつでもお電話ください。早いほうが良いと思います。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。