寄りそう

おはようございます。

寺にいろいろな人が修養にやってきます。NPOにもいろいろな人が自分のためにやってきます。その時にはただただ「寄り添う」だけです。何もできません、ただただ寄り添うだけです。これでいいのだろうかといつも自問自答します。そして帰ったら周りの人に「寄り添って欲しいと念じています」。
先日師の元を訪れ、その晩床につくとき「ああ、師がいつも側に寄り添っていて下されたから歩めたのだ」と考えながら眠りに就きました。御仏は「言葉を返しません、返してはくれませんが、いつも教えとしてお側にいてくださいます」、師は「言葉を発し行動し、お手本になって導いてくださいます」、ただただその言葉を頼りに歩みました。
師の言葉に従い、叱られ注意されることはあっても、褒められるように出来たことなど一度もありません。しかし何度も何度も教えてくださいました。諦めずに、懲りずに、見捨てられることなく、そして「人の温かさを知りました」。
怒り心頭に怒っても見捨てて下さらなかった事実が大慈大悲であったことを思えるようになったのはつい最近です。
形だけ従い、美言を吐き、心の伴っていなかったことを注意され、叱られても気づけなかった愚かさでした。
研修にお出での皆さんにお話をさせていただき、改めて、己の傲慢さを知ったようです。何一つできないのに、偉そうに何をしゃべっているんだお前は、と師の声が頭の上から聞こえてきたのです。
「真似て、真似て、真似ることを恥ずかしいと思わずに心底から真似ろ、それが真の学びだ」、と師に教えられたことが頭の中で反響しています。心底から真似ることができるようにしなければと今日も過ごします。素晴らしい一日をお過ごしください。
研修生の皆さん、夕方まで無心に取り組んでいただきますよう。明日は心華寺「水子供養祭」午前10時からです。水子様にお話におでかけください。その優しさに、きっと幸運がもたらされます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
毎日美しい。








昨夕の風景。


今朝の風景。


※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。