すべてを良縁に

おはようございます。

昨日はとても嬉しい事がありました。27年前にT開発株式会社さんの新入社員研修でこられたSさんが訪ねてくれたことです。27年前研修記念として同期の皆さんと「植樹」をしてくださいました。
午後3時過ぎ電話が突然、27年前新入社員研修でお世話になったSですが、あの時「植樹」した樹は健在ですかと、「もちろん生き生きと育っていますよ」とお答えしたところ、近くにいますのでよりますといって、訪ねてくださいました。
縁は大切です。植樹は「命、精神を植えていただいた」ものですから大切にせずにはおかれませんとお話しさせていただいたところ、大変喜んでくださいました。Sさんお訪ねいただきありがとうございます。同期の皆様によろしくお伝えください。又是非お遊びにおでかけください。
毎朝5時半からお護摩を修します、その後何もなければ10時にもう一座修すのが日課護摩の炎を拝みますと炎の世界に溶け込みます、その思いが何ともいえません。護摩は「十二因縁」を正しくするための法です。仏教のきわめて重要な、いわゆる縁起思想です。いっさいのものに独立の実体を認めず、それらが他のものに縁(よ)って成立していることを意味します。この世一切のものは関わりのないものはないと考えるのです、ですから表面的に感じる善悪で善悪を見ないことが大事なのです。(後日十二因縁の話しは詳しく書きます。)
貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)の三毒(善根(ぜんこん)を害する三つの心の動き。貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに。怒り)・愚痴(ぐち))を滅する法です。この三つに心がとらわれますと、夢、志が叶わなくなるのです。
外から来る敵を倒すのはある意味では容易なことです。しかし、内なる敵を滅ぼすことは容易ではありません。内側から起きる三つ、三毒によって具わっている善根を害し、根がなくなれば善い芽が出なくなるのは当然です。
貪欲を「志に」、「瞋、怒りを正しい夢実現のパワーに」、「愚痴から工夫発想に仕向けていく」のが護摩法。
貪(むさぼ)りは「力の足り無さを認めない」「瞋、怒りは力で相手を抑えようとして争いとなる」「愚痴は夢に向かっての行動がない」故に起きます。
このように三毒は事実を認めず「自己が自己を否定するほどの猛毒」となる。先日も書きましたが、「因縁果」の「縁」、「悪縁やすべての縁を良縁に変え良縁を引きつけるのが護摩法」です。
何故ならば「毒からしか妙薬は生まれない」のです。貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)を感じたとき素直に護摩を修することがパワーに変える好機。因果は巡ります、否定せず全て良縁と考え真摯に目の前の事にベストを尽くせば、全ての縁が皆さんの大いなる資(たす)けとなるのです。
さてこれから火生三昧に入ります。昨日も縁の凄さ喜びを実感。一重に護摩の炎によって、善悪と感じる表面的な貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)に囚われないよう焼きつくしてくださる護摩法の力に感謝しています。
皆様の素晴らしい夢に歩みを進める一日でありますよう煩悩、雑草を焼きつくし、善根の芽が出ますことを祈ります。今朝は雨が降っています、気をつけてお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
Sさんと成長した木の前で。

NPOこころのはな農園で収穫した「じゃがいも・大根」です。自然農法で、どこに作物があるのかな?しかし大地は育てて下さいます、偉大ですね。






※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。