義が上

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さん雨の中ありがとうございます。仙台からご参加のBさん遠路ありがとうございます。また横浜からご参加のSさん、ご夫妻とお腹の赤ちゃんと3人でご一緒くださり感謝いたします、そして感激でした、ありがとうございます。お大事にしてください、12月のご出産を楽しみにしております。何か孫の誕生を待っている心持ちです。
来月の東京講座は会場が銀座です。以前も一度使用しました、HPに会場の住所を載せておきますのでお間違いありませんように、来月もご一緒に学びましょう。
昨日の陽貨(ようか)第17、23条「子路曰(しろいわ)く、君子は勇(ゆう)を尚(たっと)ぶか。子曰く、君子は義以(ぎもっ)て上(うえ)と為(な)す。君子、勇有りて義なければ、乱を為(な)す。小人、勇有りて義無ければ、盗(とう)を為す。」。老子孔子も短い文章で核心をついてきます。だからこそ心にしみこみます。
意は「子路(しろ)が突如として、有徳(うとく)の君子は勇を貴(たっと)ぶでしょうか、と質問しました。(子路は勇を以てみずから任じていたからかもしれません。)
孔子は、君子は正義を以て最上のものと考えている。もし位に在る君子なのに勇があっても義がなければ、その勇の発するところ、反乱をなす憂(うれ)いがある。
又、部下の立場であるとき、勇有って義のない場合、反乱をなすまでは至らないにしても、盗賊を働くようになる危険性がある。
勇はもちろん大切だが、その勇を確かにコントロールする義が大切である、と子路を諭した。」。
この通りですね、社会は必ずしも上に立つ人が義に厚く立派な人ばかりではありません、自分自身に義がなければ、相手を責め非難し、しなくてもいい争いを生みかねません、こちらが義を厚くして対応すれば事は上手く運びます。争いは一人だけの争いですみません、必ず周りを引きずり込んでしまいます。
上に立つ人が力があればあるほど又こちらも勇気があれば力を頼りとして争ってしまう危険性を高めるのです。「和して同ぜず」を心の基盤とすべきです。
上の立場にあっても、下の立場でも「義」を大切にしなければいけないという、義侠心の厚い子路に向かって孔子は戒めたのでしょう。心学は全て自分への戒め、それを忘れてはいけません。
知識を生かすには義をベースに、思いやりを生かすにも義が大事と言うことです。「知に働けば角が立ち、情に竿させば流される」ようであってはならないのです。今日は週末、一週間の反省を楽しくしてお過ごしください。いい一日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
勉強会会場にMさんが毎月花を添えてくださいます。

※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気をお父さん、お母さん少しだけ出してみませんか?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。
※毎月第一日曜日午後2時より無料相談を行っています。気軽にお出かけください。先ずお電話をいただければありがたいです。0774-45-5561(斯波(しば)までお願いします)。東京、大阪、名古屋、神戸、下関、北九州小倉は毎月行っております、どちらの場所でも結構です。各地でのご相談日、お時間はお電話でお問い合わせください。