寛・信・敏・公

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。孔子は仁愛の行動を具体的に示してくれていることが親切でありがたいことです。言葉を知ったとしても、言葉の意味する行動がどのようなものかはなかなかわかりませんから、行動指針として嬉しいことです。
昨日学びました論語、堯曰(ぎようえつ)第20、1条、政治家(リーダー。大人。親)として心を用いる大切なことを具体的に挙げています。前を省略して「・・・重んずる所は、民食・喪(そう)・祭(さい)。寛なれば則ち衆を得(う)。信なれば則ち民任(たみにん)ず。敏なれば則ち功有り。公なれば則ち説(よろこ)ぶ。」。
意は「政治家として(別に政治家ばかりではなく、リーダー、家長、大人として。)心を用いる重要な事柄が三つある。一つは民(家族、社員)の生活の根本の食であり、二つ目は人の死を葬る喪であり、三つは祖先を大事にすることである。この三つは誰でもが大切に思うところであるから、この三つを確かにすれば、民心(家族の心、社員の心)は安心し、仕事もするであろう。その徳は、人の心に厚く感じられるものである。
最後に為政者(リーダー、家長、大人として)自身が身を振る舞う態度が大事である。次の四つを心がけることが大切である。第一は、寛大なこと、寛大であればこそ人の心を得られる。第二は、信実であること、言ったことは行う、虚言を弄(ろう)しない。言葉に偽りが無いときのみ、人は安心してリーダーに身を任せる。第三に、敏活なこと。物事を敏活に処置すること、仕事を怠らないときにのみ、行う事業が成功する。第四には、公平無私の心を抱くこと。不公平感のない時、家族、社員はよろこび満足する。このようにして家や会社は治まるのである。」。
家や会社を安泰にするには、何が大切なのか、人の心を大切にするには先ず自身が「日常にどのようにあることが大切か」を親切に説いています。生涯にわたり己を修めることを楽しめば、自ずと人の心は捉えるのだと明快に示してくれているのが論語の素晴らしさではないでしょうか。
今夜は「にんげん学」東京講座。東京地区の皆さん会場でお待ちしております。今日は会場が銀座に変更しております。気をつけてお出かけください。
今日も昨日より少しだけ喜びの多い一日でありますよう。そのためにも笑顔で周りの人に接しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気をお父さん、お母さん少しだけ出してみませんか?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。
※毎月第一日曜日午後2時より無料相談を行っています。気軽にお出かけください。先ずお電話をいただければありがたいです。0774-45-5561(斯波(しば)までお願いします)。東京、大阪、名古屋、神戸、下関、北九州小倉は毎月行っております、どちらの場所でも結構です。各地でのご相談日、お時間はお電話でお問い合わせください。