自分だけの誇り

おはようございます。

私は現代で言うところの「アスペルガー」のようです。今では良かったと思っています。小学、中学、高校、修業時代と通じていつも周りと「協調できず、違和感」を感じながら暮らしていました。協調ができないというより、理解できなかったといったほうが早いかもしれません。
周りができている普通のことができない。周りにも同じようにできない子がいたのですが、心の内はわかりませんので、私のように苦しんでいたのかどうかもわかりませんでした。
小学校当時から26才の修行時まで、どんなことが私には向いているのだろう?という心の放浪、夢遊病者(夢遊病がどのような症状かわかりませんが、例えばです)のようでした。
日々辛さと苦しさの繰り返し。あこがれて、これならばと比叡山に入ったのはよかったのですが、日増しに落ちこんでいくばかり。的を絞って修行に来る人は皆さん優秀だということを気づかされたのです。
26才の時、これで生きようと、ある「一つのことに出会いました。」それが「ポストにベスト・一隅を照らす」です。
競争しても勝てない(勝ちたい)、褒められもしない(褒められたい)、評価もされない(評価されたい)、26才迄はこれらのことで悩み苦しみ、心の放浪状態でいました。あるとき「そうだ、人並みにということが誤りだ」ということに気づいたのです。人並みにできないのなら、「自分を生きよう」と。こんな苦しみは「捨てよう」と。
口先だけ、言い訳だけの人生にピリオド、終止符を打ち、「できることをやろう」「それが天命だ」と思うようになったのです。そんなことを思い実行していましたら、いつの間にか、「私でしかやれないステージが用意された」のです。それが今日まで続いています。
憧れを持ち、その憧れを永遠に求め続ける人生を歩んでいます。それが「ポストにベスト・一隅を照らす」です。不思議ですね、続けていますと自分のレベルが上がるのです。
自分のレベルが上がるというよりも、共にしてくださる皆さんの乗っているエレベーターに乗せていただくということだと、感謝しています。いろいろな景色と出会い、そこでまた新しい学びの世界へ連れていただき楽しいことが沢山発見できるのです。
競争すると、ストップすることを知りました。ストップするくらいならいいのですが、バックしてしまう、「あのとき、ああすれば良かった」と過ぎ去ったことにばかり意識がゆき、後ろ向きになる。
今日もポストにベスト・一隅を照らし、憧れを夢見て楽しく過ごします。1,200年前の伝教大師様の教え、言葉を私が守る事ができるという自分だけ感じている誇りが私を包んで見守ってくださると考えられることが喜びです。皆さんも自分のベストを尽くしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。
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