第2弾

おはようございます。

NPOを立ち上げた理由の第2弾、何をやっても人並みにできない、スピードについていけない、体力がない、どこかで「何故人並みでなければと思いつつ」夢を見て故郷を後に東京に出で数ヶ月暮らし見事に挫折、茫然自失、そんなとき一冊の本と出会う。今では因縁としか考えようがない。
比叡山を開かれた「伝教大師」様が19才の時に表した「願文(がんもん)」(自分の一生を生きる声明、いわゆる人並みでない、自分の目標が書いてある)、その後に表した「山家学生式(さんげがくしょうしき)」(人生、このように生きるぞ〜と決意表明、ポジションは自分で選べないから、与えられたポストにベスト・一隅を照らすことに力を尽くすとの決意表明)という短い文章に出会ったのです。この書を読み単純に感動し比叡山に登る。ただ当てもなく、私でもできそうだと再び儚い夢を見て、そこで運よく慈悲深い師に出会い拾ってもらいました。
そこで「協働生活」共に協力して働き暮らすということで「運気が向上する」ということを体感、理屈を超え身体で知ったのです。
世間には心温かく、人を信じ、一緒に歩んで下さる方がいることを知りました。いわゆる居場所があることを体感できたことがその後の人生に大きく影響したようです。
学校という枠内では、落ちこぼれにも入らず、最初からこぼれていた私。
知力、体力も周りの人に劣っていたため、人に随うこと、随わせられることが身についていたのでしょう。本を読み、本の魅力にふらっと何が何だかわからないうちにお比叡のお山に登った。
そこで素晴らしい先輩、賢人の方々に「協力していただき働くことに喜びを感じたのです」。私のスピード、能力で日々一つずつ、一歩ずつ働き歩んで行くことができたのです。先ず知識するのではなく、行うこと、動くこと、働くことで、何故知識、知ることが大切なのかを知った。知ることの喜びを知った。
働き、行動することで、知識欲が湧いてきました。自分の好きなこと、やりたいことが実現する喜びを知ったのです。そうした感情がわいたところ、生まれて初めて、私に名指しで仕事の依頼をいただき、信頼される喜びも知った。
人に添う、道理に添うことは素晴らしいことです。しかし学校のように、時間内、学期内でやれなかった私はお山では挫折をしませんでした。自分のペースでやることを許されたからです。
協力していただき働くことで、「競争せずに自分を育てる」「共に教え合い学び会う」ことに気づき、体感させていただいた。
私は人並みの時間内ではやれませんでしたが、協働生活を繰り返すことで、自分というものに目覚めることができました。徐々に私を必要としてくれる人も増えてきました。初めて味わう感動です。それからというものは「運気が向上した」ように思います。
協働させていただくことの最大のメリットは、できなかった私ができるようになったことです。優れた人と共にある、競争せず自分を育てる、共に教え合い学び合い、自分のペースで進めることで、ステップアップし、実力が高められたことです。優れた人と共に在り、できなければできないほど真似ぶことが大切だと実感したのです。
そのお陰でしょうか?今日では年間1万人の企業人の方が研修、トレーニングにお出でくださるという不思議をいただいています。あなたも協働生活をしてご自身をチェンジしてみませんか?。
NPOこころのはな」は「協働生活」をメーンとして、型にはめない、自分のペースで学ぶ、教え合う、いろいろな、その道のエキスパートの先輩がおります。悩める皆さんにも協働生活を通じて「自分に出会って欲しいと願っています」。良い一日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌