小事を大切に

おはようごいざいます。

「にんげん学」大阪講座ご出席の皆さんありがとうございます。また「ぶら和尚」から講座まで長時間ご一緒いただき感謝いたします。
美味しい愛情いっぱいの手作りのお弁当ごちそうさまでした。感謝いたします。作ってくだされた人の味を味わう、ありがたいことです。心は言動に正直に表れます。Kさん、ごちそうさまでした。
歴史、凄いですね、何が凄いといいましても「人が守り、伝えてきた」事実。昨日は奈良・興福寺・国宝・北円堂を拝観してきました。形は、どこまでいっても形ですが、その寺(形)を人が継続して守っていくことで価値が出ます(法は法が伝えるに非ず、人が法を伝える)。仏の教えは「空(くう)・無(む)」を説きます。だからこそ違った人が「形在る寺」を継続し守っていけるといえます。「こういう人間でなければいけない」ということがないからです。私はその教えに感動、私でもいいの?という感動の気持ちで、ひたすら寺に師に仕えました。
そこに在る心は「仕える、慕う」という気持ちです。その心に寺を「社会の多くの方々が心のよりどころとした」のです。
私が修行しました延暦寺も同様です。今、私がお守りさせていただいております心華寺も同様です。
「この世界で生きていこう」と皆さんは今現在のお仕事に就いたはずです、私も同じ気持ちです、現在の道を歩もうと決心したのが私は19才の時。
そんな中で、夢を達成するチャンスをつかむ人と、つかめない人がいるのはなぜでしょう?。
老子63章では「大事を成そうとするな」と教えます。それよりも「大事をなす極意に目覚めよ」と諭します。それが「チャンスをつかむ極意だ」と。
「大きな事を成し遂げるには、目の前の小さなことを大事にすることが極意だ」と教えます。
紀元前のローマ大帝国は、当時、世界でもっとも繁栄した都市でした。「すべての道はローマに通ず」という言葉も生まれたくらいです。そんな大都市ローマも一日でできたわけではありません(ローマは一日にしてならず)。
交易の必要に迫られ、少しずつ道が整備され、少しずつ建物も建ち、だんだん人が集まり、長い年月をかけて道が伸び、発展していったのです。最初から、そんな広大な地図を思い描いていた人は、誰もいなかったでしょう。世の中を変えるほどの偉業も、小さなことの積み重ねから生じます。
ですから目標を持っている人は、最初から大きな事をしてやろうなどと、野望は抱いていません。分不相応な欲ももちません、「日々のわずかな進歩を励みにして、目の前のやるべきことを、丁寧に慎重に積み上げて、チャンスとしてしまうのです」。それが「最終的に大きな事を成し遂げる秘訣」です。今日も目の前のことを大切に過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
「ぶら和尚」でのショット。集合場所の「行基菩薩像」です。

先ず腹ごしらえ、Kさん、沢山のお弁当、美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

観光客の方の食べている、おにぎりを、おねだりしています。


興福寺五重塔」。

飛行機が。


国宝「北円堂」、興福寺最古のお堂だそうです。

大阪講座へ毎月生菓子を皆さんにくださいます伊丹「寶樹庵」のYさん「きみしぐれ」ごちそうさまでした。

そして手作りのサンドイッチ、Kさん毎月ありがとうございます。美味しかったです。お昼のお弁当から、講座の皆さん迄、感謝いたします。