まねぶ

おはようごいざいます。

昨日から連休ですね、東京から帰る新幹線も満員。毎月車を一宮において東京の「にんげん学」講座へまいりますので、名古屋で降りて一宮まで車を取りに行きます。
名古屋下車のおり、アナウンスがあり「ご乗車ありがとうございました。お忘れ物無くお降りください、と言った後に、お客様にお礼を申し上げます、お陰様で名古屋以降も指定席は満席となっております、皆様のおかげです、ありがとうございます」というアナウンスでした、長い間、新幹線に乗っていますが、初めてのアナウンス、今までもあったのかもしれませんが、ほほう、最近はずいぶんと違ってきたものだなあ〜と思いながら名古屋で下車。ご家族で旅行にお出かけになられます皆さん、どうぞお気をつけてお出かけください。
先日の「にんげん学」東京講座に4人の若い方が始めて参加くだされました。若い人の「まねぶ(学ぶ)エネルギー」をしみじみと感じ、私がエネルギーをいただいたようです。人生は「まねることの一生」だと思っています。まねてまねて、そしてまねて、徹底的に真似るからこそ「まねた人を突き破ることができる」、これがこそが「守・破・離」。
教えて下された人を超える、教えて下された方から離れるというのでは無く、教えをベースにできたからこそ、独自の世界が現れるということです。
今日から誠澄は「五穀、塩断ち」の行に入ります(12月6日まで)。これも先人から学んだ(まねぶ)ものです。継承です、行が教える凄さ、その力の素晴らしさを感じているからこそ修行できるのです。先人の素晴らしさ、魅力を感じればこそ修行に真剣に取り組めるのです。
真似ることがなければ新たな世界が切り開かれません。真似る=守ること。教えを尊敬しそれを忠実に守る、守るからこそ、その教えを己れ独自の世界にできるのです。己の世界にできたとき、己れ独自の世界を生きることが「離、離れる、離れると言ったとしても根っこ、守るものがあってこそ己れ独自の大木に成長するという離となる」のです。
一昨日の東京講座で若い人からとても嬉しい刺激を受けました。続けて学ぶ(まねぶ)ことは楽しい。今日はあいにくの雨ですが連休を大事にお過ごしください。
午前10時から心華寺「水子供養祭」です。是非おまいりの上ご焼香ください。お子様はお待ちです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌