純朴

おはようございます。

楽しい連休を過ごされたと思います。いや、ずっと仕事だったという方もおられるでしょう。人生いろいろですね、そこで「うらやましがらない」ことが大事です。いわゆる「無い物ねだりはしない」。
無い物ねだりする心ほど人生をつまらなくし、人間性を貶めてしまうものはないのです。在る物で楽しむ事で豊になります。「満足するのではなく、楽しむ」。満足してしまいますと、そこでストップしてしまいますからいけません。人生とは不思議なもので、「今ある世界を楽しむ事で喜び事が増える」のです、まったく持って不思議です。不思議というよりも、当然なのでしょう。現実に日々暮らしが成り立っていることに感謝できないようでは、お話にならないのです。
「人間は純朴であればあるほど楽しく生きられ」ます。純朴とは「在る物」と考えて下さい。生まれながらに授かった天性、人が与えてくれた物を素直に喜び楽しむことが純朴。
あれがなければ楽しめないと思わない心。条件に縛られない心。周りにある物で楽しむ心が純朴な心です。いわゆる「不満、不足を持たない心」。
今当に誠澄は五穀断ち、塩断ちを行じています。古の時代は、調味料もなく、食材そのものの味をいただいていたのです。自然と一体となって生きていた、その味を楽しんでいたのです。
ですから、味つけをした話しを聞いたとしても、チンプンカンプン、まったく理解できません。調味料を使って味つけをした人は、素朴な味の物をいただいたとしたら、不味い、としか言いません、当然のことです。調味料を使って味つけをして食べた人は、もっと、もっととなるのです。
これは、良いとか悪いとか、言っているのではなく、調味という事に囚われてしまいますと、楽しめなくなるということを知っていただければと思っているのです。
シンプル、イズ、ベストということを言いますように、人生身近な物を楽しむ楽しみを知りませんと、外の世界に惑わされ、どうしようもない人生を自ら作ってしまうということになりかねないことに注意して欲しいということを言いたいのです。
無知は無知なりに楽しみはあり、知識が多ければ多いなりに悩みとなることをお忘れなくということです。
知識が無いから、学校に行っていないからとよく愚痴る人がいますが、そんな愚痴は止めた方が良い、何も成らず、己を腐らずだけです。
知識が少なく、考えることが少なければ、人生はシンプルとなり、シンプルであることで己の歩む正しい道筋がよく見えてきて、豊になるのです。
考えることが多ければ人生は複雑になり、簡単な事でもつい複雑に考えて悩むことになるのです。人生は単純明快が一番です。明快に生きるには、純朴に生きること。無い物ねだりはしない、背伸びしても一時のことであり、疲れるだけです。休み明け、頑張りすぎませんように、身近な楽しみを喜びましょう。
伊丹のYさんご随喜ありがとうございます。自分を通しての喜びを味わっていただき感謝です。ご神仏のお加護をお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
一昨日夕日に照らされて美しく雲が輝いていました。私たちも誰かのお手伝いを素直に純朴にさせていただけば、人様の輝くお手伝いができるのかも?しれません。それ以上に私たちは人様の光を受けて輝くのです。



博多のTさんから美しい写真を送っていただきました。