腹を立てて虚しい

おはようございます。

私はイケナイと分かっているんですが、時々腹を立てていました。それはやはり「思い通りにならないから」です。昨日は「純朴に、無い物ねだりはしない」と書いたのと真逆のことです。
子どもの頃は「誰が勉強なんて考えたんだ」と腹を立ててました。勉強に限らず、競うこと全般、腹を立てていた。遅くて何で悪い?、出来が悪くて何で悪いのか?、私のことではないか?、お節介を焼くな、放っておいてくれ、何で?何で?何で?の連続。
怒りで、自分を保っていたようです。しかし、子供心に虚しさと悲しさを感じていました。それ以上に寂しい孤独感。誰も分かってくれない、誰も一緒にいてくれない、という漠然とした何で?が悲しかったことを思い出します。
今だからわかります、できない事が悪いのではなく、遅いのが悪いのではなく、できない事が人のせい、遅いことが人のせいにしていたことが悪かったのだと。それで虚しさと寂しさ、孤独感を感じていた。
孟子は「五十歩百歩」という話し譬えを教えています。人生すべからく五十歩百歩だと。
孟子は、出来の悪い奴は、「お前だって偉そうに言っているが百点じゃないじゃないかと」。出来の良いヤツは、「出来の悪いヤツを見て自慢しているだけ」。孟子は上には上がいるんだぞ、だから五十歩百歩、そんな愚かな思いや考えをするから、いつまで経っても自分を高め磨き上げることができないというのです。
勉強は自分のためにするもの、それを評価されるからと腐っていた私、いやはや人間とはまったくもって愚か者です。褒められれば嬉しいし、見くびられれば、腹が立つ、そんな経験も今では良い思い出として残っています。
そして何よりも、腹が立ったことが向上心へのエネルギーになったようです。腹を立てずに、賢を見ては斉(ひと)しからんことを願い、不賢を見ては内に自ら省みる、ですね。今日も周りの素晴らしい方をお手本とする一日として、希望に向かい楽しく過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
青空に浮かぶ雲、そして黄金色に実った稲穂、手で刈り取っていました。稲藁の香りが懐かしく感じました。
刈り取られた後と、周りの黄金色が郷愁を。





JALで鹿児島入りをしました。キャビンアテンダントの方のベルトがステキでしたので。

鹿児島の城山観光ホテルに泊まっています。今朝8時前の飛行機で鹿児島に入りました。
九州一の看板製作会社B社さんの安全祈願のためです。20年来お招きいただいております。安全祈願を終え会社の近くの「里味 遊山」さんで美味しいお昼をいただきました。



鹿児島の豚はやはり美味しい。


会社の安全祈願を終えてご自宅でご先祖様への回向をさせていただいた後にお茶をご馳走になりました、テーブルに可愛いお花が。

桜島が歓迎で煙を。収まるまで撮ってみました。やはり桜島雄大で美しい。







夕食は城山観光ホテルの「水廉」で「薩摩会席」を頂戴しました。M会長ごちそうさまでした。



季節の前菜盛り合わせ

本日のお造り盛り合わせ

鹿児島郷土料理「黒豚豚骨煮」

本日の焼き魚

茶碗蒸し

鹿児島郷土料理ホテル自家製「さつまあげ

奄美大島郷土料理「鶏飯」「薩摩汁」

甘味

ごちそうさまでした。お腹がはち切れそうです。美味しくいただきました。郷土料理には地酒の焼酎が合いました。