十方に祈る

おはようごいざいます。

今朝は鹿児島の城山観光ホテルです。前に雄大桜島が聳えています。名山といわれる山はどこのお山も存在感がありきれいです。ホテルに入ったとたん、静かだったお山が煙を吐き、歓迎してくれました。数分後には又静かなたたずまい。
昨日毎年お招きいただきます、B社さんの安全祈願祭で来鹿。B社さんは九州一の看板製作をしておられます。今日はこれから博多営業所に向かいます。会長様から社員の皆様に至ります皆様が一堂に会して安全祈願をなさる、素晴らしいことです。安全があってこそ仕事であります。
看板はエンブレム。そのエンブレムを作っている会社、社員さんは心身共に健康でなければいけません。様々な会社の象徴を作るお仕事をサポートしているお仕事ですので皆さんの意識が健康でなければいけません。、
安全祈願は「十方(じっぽう。天地、四方八方)」の神々(人々)に感謝の意を捧げ、一年のお礼と、さらなるご守護を祈ります。祈る言葉は、会社が天地、神々への「誓願。誓いを立てること」です。誓いを立て、願いが叶ったときに「どのようなお礼を社会にするか、お返しをするかの約束をする。誓うもの」です。
人間でも約束を違えば怒ります。ご神仏への約束ならなおさらのことです。ご神仏に誓願を立て夢を叶えたということは過去の歴史の指導者、リーダーには沢山あります。
目標を立てますと必ず障害、問題、思わぬ抵抗に出遭います。時に誓願を立てる人は、「ああ神仏は私に力を蓄えさせる、高みに登らせる機会(チャンス)、を与えて下された」と感謝し、さらなる研鑽を積み知識と技術を高め磨くのです。
十方に感謝するのは、都合の良いことばかりがありますようにとの祈りを捧げるものではありません。十方から運ばれてくる様々な風、順風もあれば逆風も、温暖もあれば、冷たい風も、風雨寒暑、乾き、様々です。それら全てに感謝するのです。
「天に愛なし」というが如く、天地は万人、万物に必要な物をお与えになるのです。好き嫌いせずに万人万物に同じように与えるのです。そのことを実感する者と、しない人の差は歴然と出てきます。
物事を都合良くしか考えていない者は、不平不満しかいいません。天地が与えてくれたものは、必要だからと感謝の念を持って受け入れる者は、苦難であれば工夫、発想の元に、楽を与えていただいたのであるならば、更にお陰様と感謝をするのです。
「畏敬し誠意を尽くした者にのみ味方する」のが天であります。祈る者は、抗(あらが)うことができないからこそ、「工夫発想の種とする。対応を変えていく知恵と為す」のです。天地にこのような対応をする人は「人にも抗わず、その人その人に応じた、対応をする知恵の人となる」のです。
如何ともし難い物が天地であり、人も同じように「如何ともし難い」ものであります。だからこそ和合するのです。和合するからこそ繁栄を為すのです。鹿児島の英雄、日本の英雄「西郷隆盛公」は「敬天愛人(けいてんあいじん)」を座右の銘としました。今日も祈りましょう。周りの人のために。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨夕鹿児島、吉野町にお住まいの信者さんにおまいりに行ったとき、素晴らしい夕焼けが。



今朝の朝焼け、ホテルの露天風呂からと外で撮ったものです。







九州新幹線「つばめ」で博多へ。木調の美しい車内、トイレのドアは押しボタン式、中もきれいです。鹿児島の人はきれい好きだそうです?。




博多に着いて先ず一番は腹ごしらえです。美味しいおそばをいただきました。「辛み大根おろしソバと名物親子丼」です。



B社さんの福岡支社での安全祈願を終えて外に出たら飛行機が真上を。幸せの使者が来たように思いました。