純朴に

おはようごいざいます。

昨夜は親友であり、学友でもありますU氏の奥様の「ディナーショー」に行ってきました。素晴らしい歌声と、お料理、年一度の大阪帝国ホテル、ご縁がなければなかなか行くことが叶いません。縁は人、物あらゆるものに縁を結んでくれます。縁は大事にしなければいけません。
その縁を大事にするには「背伸びをしない、無理をしない」ことが肝要です。なぜかといいますと、続かなくなるからです。いつも書きますが、「縁は切られても、切らない」事が大事です。切られることは仕方がありませんが、こちらから切ることはよろしくない。
人生は「純朴であるほど楽しく生きられる」のです。純朴とは「自分に対して素直」ということです。要するに飾らない、背伸びしておつき合いをしない、無理をしないことです。
無理をしないことで一番に気をつけなければいけないことは「知ったかぶりをしないこと」です。会社内や仕事関係の人との会話時に、話に加わろうとして「無理に相づちを打つことが良くない」「知らないことは知らないとして確かに聴く」ことです。
このように関係を確かにしませんと、相手は「理解していると受け取り」、「相手のレベルで仕事や用事を依頼する」のです。仕事が確かにできれば何の問題もないのですが、できないときは「自分を自分で傷つけ、相手の信頼も失う」という最悪の事態を招いてしまうのです。
そのためには、人の姿や持ち物を見て、あのようにならなければ幸せになれないなどと愚かなことは考えない。羨まないことです。
勉強会後の懇親会のお料理も、昨夜のディナーもご縁があったからちょうだいできたことであって、「こうでなければならない」又「無理をして出席」したとしても楽しめません。終わってからは後悔の苦しみが始まるだけとなるです。
純朴に生きるべきだと私は考えています。純朴というのは「シンプル」ということです。シンプルであればあるほど「正しい道筋」は見えてくるものです。欲望にとらえられてしまえば、「物事の道理が見えなくなり、どんどんと欲望の深みにはまり、おぼれてしまうことになる」のです。
欲望や考えることが多くなればなるほど、人生は複雑怪奇となり、簡単なことでもつい複雑に考え、自分で混乱を引き起こしてしまうのです。
昨夜は素晴らしい歌とごちそうでした。日々の素朴なご馳走のお陰で一段と美味しくちょうだいできました。今の誠澄が食べたらきっとほっぺが落ちるに違いありません。
あれやこれやと見るべきものを多くできたり、選べたりできる中に住んでいますと、素晴らしい人と出会っても、美味しいお料理を味わっていても、その素晴らしさ、その美味しさを感じられなくなります。このような不幸はありません。
私の日々の徳目の一つ、質素、純朴はいいものです。出会った人、見るもの、触れるもの、食べるもの、すべてが素晴らしいと感じてしまうのです。今日は感じて迷わない一日を過ごすために素直な気持ちで人様を拝見しましょう。楽しい一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
素晴らしいディナーショーでした。