良い縁起

おはようございます。

皆さんも私も日々、暮らしを確かにしています。私の「日暮らし」は「ポストにベスト」。誰にでも夢があります。その夢を咲かせたい実現させたいと願っているはずです。今サザンカが美しく咲いています。先日、小さな柊(ひいらぎ)の白い花を見つけました。花は何故咲くことができるのでしょうか?、「第一には日ごろからの準備、そして時季が来て、風が吹いてくること」です。それで花が咲くことができるのです。
春夏秋冬に咲くいろいろな花、全て同じです。私たちも夢に向かっての準備が大事です。でなければ時季がきても咲くことができないのです。
何も準備をしていない花、準備ができなかった花は季節がきても咲くことはできません。それは私たちでも同じ事です。
チャンス(時季)をつかむことを「因縁を結ぶ」といいます。因縁の「因」は、「原因の因」です。常日頃から努力をしていますと、チャンス即ち「縁が訪れたとき」に「原因(自分)と縁が一つになって因縁が結ばれます」、そして花開くのです。
いつでも花を咲かせられる準備が「因」であり、時季に吹いてくる風が「縁」です。寒い日、暑い日の時(いろいろな季節、状況)から咲く準備をしていた花は、風が吹いたとき因縁を結んで、「パッと花を咲かせるのです」。
縁は「風のようなもので、誰にも訪れます」。ところが、風が吹いているのに、それに気づかない人もいます。
気づいた人は、帆を広げて風を受け止め、自分の推進力にできます。チャンスを生かせるかどうかは、その違いが大きいのではないでしょうか。
では、どうすれば常に備えておくことができるでしょうか。必要なのは自分は「何をしたいのか」という「目的意識を確かに持つこと」。それが見えていない人が、案外多い気がします。私はポストにベストです。
また、チャンスが訪れたとき、縁をいい方向に結べるかどうかも大事なことです。上司や仕事先からの仕事を引き受けて、何とかやり遂げたとします(ポストにベスト)。すると上司や仕事先は、「次はこの仕事を任せても大丈夫かもしれない」と、さらに「大きなチャンスを与えてくれるかもしれません?」。それは、「最初の縁を大事にしたから」です。
「縁起がいい」という言葉がありますが、まさに「最初に縁をどのように結ぶかが肝心なのです」。
一方、チャンスがやってきたときに「次に頑張りますから」「私にはできません」と断ってしまった人には、「次の縁も巡ってこなくなる」のです。最初に縁を悪いほうに結んだ人は、縁が悪いほうへと転がっていく。まさに「自分で縁起を悪くしている」のです。
今日は悪縁を良縁にチェンジします護摩法を修します心華寺・みのり大祭「採燈大護摩法要」です。
護摩の炎で悪縁を絶ち、良い風が吹き、チャンスをしっかりとつかむ準備の大護摩です。あなた自身が「いい縁起」を作るのです。午前10時からです、ご家族でおまいりください。ご家族で楽しめます模擬店が一杯あります。楽しくご利益をいただけるチャンスの日です。今日は準備のことを考えて良い一日を過ごしましょう?。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
小さな白い柊の花です。

ご近所で撮りました花、皇帝ダリア、皇帝の名の通り見事です。