感動

おはようごいざいます。

愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいり、お手伝いありがとうございます。いつもいつも感謝いたします。法要は、法要そのものの大事は当然のことです。このことは法要にかかわらず何事にも共通していますが、前(準備)後(後片付け)が一番大切です。でなければ法要はできません。「物に本末あり、事に終始あり」何事にも順番があります。そのことを知っているように皆さんはお手伝いくださいます。又お手伝いくださいます皆様のご家庭は一様に安泰です。
三世を確かにしておられるのでしょう。こつこつと過去現在未来を歩んでおられる、そのような皆さんのお姿を拝見しますと、ああ、御仏がおられると感動するのです。
私が嬉しいことの一つ、日本一小さな寺である愛宕寺におまいりくださる皆さんにいつも感動することです。人生は自分が感動があってこそだと私は考えています。
愛宕寺も心華寺もご利益がある寺だと確信しています。しかし世間に名が通っているという寺ではありません。自分で言うのは、へそで茶を沸かしますが、私の姿勢に感じて皆さんおまいりくださっています。
そのような寺ですので、おまいりくださる皆さんを私は誇りとしています。歴史も無い、ただ若造だった私が比叡山を下り、ひたすらお仕えさせていただいる寺におまいりくださる皆さんのお姿、それが喜び、幸せです。感謝して余りあります。
おまいりくださる皆さんは純粋、純朴な方々ばかり、ご家族への愛、お子さんへの愛、ひたすら無事を願う祈り。一昨日は宇部から85才のご婦人がお子様に車で連れてきてもらってのおまいり。そのお姿を拝見しただけで信心の厚さを感じ、感動します。
ご夫妻で会社を経営、ご主人がお亡くなりになり、お子様達にお仕事は任せ、お子さん達が会社や財産を守ってくださる以上に、家が会社が守られてきた信仰の道を大切に守ってくれている、その、お子様達の姿が素晴らしい。きっと永劫に安泰のことでしょう。子が親の教えに従う、それが感動です。
昨日も90才になられる、Yさんが、老人ホームで生活をされているのですが、ここに帰ってくるとホッとすると優しい笑顔でした。御仏とはこのようなお顔であろうとおもわしめるお顔です。
このような感動の出会いをいただいているからこそ、揺らがない信仰の道、仏道を歩んで来られたのだと、感謝しています。ささやかで小さなことを大切に大切に祈る姿に私は勇気と希望、感動をいつもいただくのです、感動は力をみなぎらせてくれます。
皆さん、また来月お目にかかりましょう。今日も祈りを捧げます。明日は「にんげん学」小倉講座「老子を読む」です。老子は身近な何でも無いような世界にこそ道があるよ、安心の道があるよと説いています。
明後日は「にんげん学」神戸講座「論語を読む」です。孔子は礼儀を大切にしましょうと、親切に説いてくれています。今朝は少し寒い朝です、厚めの服でお出かけください。良い一日でありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
愛媛・一生園さんから初摘みの日本一美味しいミカンが愛宕寺にもお供えいただきました。Oさんありがとうございます。


毎月Oさんがお供養くださいます昨夜のお料理です。「ふくの刺身。水イカの刺身、塩焼き。焼き松茸」。ごちそうさまでした。