心身の養生

おはようございます。

私はそんなに体が強い方ではありません、しかし皆さんから元気ですね、とよく言われます。ありがたいことです。
一番にはやはり、お経を唱えているということがあげられます。そして精神の書、心学の書を読む、心身の養生、これが良いようです。ときおり風邪をひくときがありますが、仕事柄一日中休んでおられる、寝ているということはできず、そこから思いますに、やはり、日ごろの養生、飲食、起居動作、心の持ち方を修めるべきです。
精神も過信はいけませんが、過信は「欲の為せる業」です。私はこの世界に入ってからというもの、「仏法がペース」となっています。精神は仏法の一部分であると考えています。仏法は「宇宙のリズム」だとも考えています。ですから、ハツラツとして躍動するのです。宇宙のリズム「四季」です。四季には折々にいろいろな姿、景色、花を見せてくれます。思いがけない事があったとしても四季の色合いと受け止める。それだけで悦びです。私は一年を通してどんな色になっているのでしょうか?それを考えただけで嬉しくなります。
心身の健康には「無欲」が一番よいと先人は教えます。それを誤って、「何も欲しない」ことと解しては、とんでもないことです。それならば死んでしまうのが一番手っ取り早い、ぼけるのもよいことになる。そういうことを無心とか無欲とかいうのではありません。
無欲というのは、我々の「精神が向上の一路を精進する純一無雑の状態をいう」のであり、平たくいえば、法に対して「喜神・悦びを以て精進する」ことであって、「つまらぬ人欲に気を散らさぬこと」です。
心学の法を「ペース・リズムとして」人生を精進して歩めば、いわゆる人欲でいわれるとこの、地位や名誉や、物的なことは、何の心を患わせることもなく、入って来てしまうのです。
人間の悪いこと、不健康や退廃的になり、老いることの原因は、肉体より精神にあります。これは年令的なことではなく、若い人の中にも、すでに人生をあきらめ、退廃的に過ごしている人を多く見受けます。
それは精神の向上、豊かさに悦び、感激を持つことを知らない故の悲しさです。向上の大事に感激性を持たなくなる。これが一番よろしくない。
今夜は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」です。心学を音読し精神の向上の喜びにひたりましょう。これをリズムとすれば豊かな人生と化します。今日も皆様には素晴らしいお出会いがありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
がん・中風・ぼけ・認知症封じ「大根焚き」お灸鉢かぶり加持法要、で使います聖護院大根を昨日皆さんが取り入れてくださいました。