おはようございます。

数日前から多くの皆さんが明日のため誠澄を支えるため泊まり込みでお手伝いいただいています。まったく頭が下がります。黙々とお手伝い下さる、最も素晴らしい下座行(御仏に仕える最高の修行法)です。これに勝る法、行動はありません、無私無欲です。
信には、「懺悔と、随喜と、祈願」の三つの姿が現れてきます。「深くおのれを省みて、自分の罪と汚れを自覚できますので、懺悔できます」。「他人の善いことを見るとわがことのように喜んでそのひとのために功徳を願う心が起きます」。「またいつも仏とともにおり、仏とともに行い、仏とともに生活することを願うのです」。
この信ずる心は、誠の心であり、深い心であり、仏の力によって仏の国に導かれることを喜ぶ心です。
だから、すべての所でたたえられる仏の名を聞いて、信じ喜ぶ一念のあるところにこそ、仏は真心をこめて力を与え、その人を仏の国に導き、ふたたび迷いを重ねることのない身の上にするのであります。
信は誠に尊く、まことの道のもとであり功徳の母でありますが、それにも関わらず、この信が道を求める人にも円満に得られないのは、次の五つの疑いが妨げているからです。
一つには、仏の智慧を疑うこと。二つには、教えの道理に惑うこと、三つには、教えを説く人に疑いを持つこと。四つには、求道の道にしばしば迷いを生ずること。五つには、同じく道を求める人びとに対して、慢心から相手を疑って、いらだつ思いがあるためである。
まことに世に疑いほど恐ろしいものはないのです。「疑いは隔てる心であり」、「仲を裂く毒であり」、「互いの生命を損なう刃であり」、「互いの心を苦しめるトゲ」であります。
私たちはいろいろな場面で御仏の世界に生きていると思い、暮らせることが最高です。今日も明日も遠近からお手伝いにお出でいただきます。その皆さん方の行為行動が、「懺悔と、随喜と、祈願」の心であるのです。皆さんも今日はこの三つの心で過ごしてみてはいかがでしょう。さわやかな一日となりますよ。
明日午前10時に行者・誠澄は満行のお勤めを致します。是非おまいりください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨日皆さんが「大根焚き」の準備をして下さいました。