謙虚でいる人のもとに

おはようごいざいます。

「にんげん学」大阪講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。心学はやはり己を己に返してくれます。ありがたいことです。
一年ご一緒に学んでいただきありがとうございます。感謝いたします。来る年もご一緒に学んでいただきますよう。年末お大事にお過ごしの上よいお年をお迎えください。
新年初講座は1月11日(月・祭日)です。会場は「心華寺」です。午後1時半受付2時開講です。講座修了後場所を移動しまして「新春懇親会」を開催します。宇治川を眺め新年を寿ぎましょう。
老子の「不争の徳」、争わない、大事ですね。「正しいと正しいとの衝突が争いだ」と明言する老子、臆病だからこそ「正直になれ」という教えも心にグサッときました。自分の臆病さや、気弱さや、不勉強さを知られたくないと思うばかりに、「強い言葉を出してしまう」「大言を吐いてしまう」「背伸びをしてしまっている」まったく逆な人生の歩みをしてしまっている愚行。素直に歩めば楽しく歩めるのですよね。
突っ張って、後悔して、一人寂しく孤独になり嘆くことのないようにするために、謙虚でありましょうと。老子の言葉はどこまでも優しく、老子の素直な言葉の前には素直になります。そのお陰でしょうか、「老年の血気(今まで経験体験してきた私のいうことに間違いがないという、誤った考え)」を抑えられるようになったようです。何かあったとき、一呼吸、二呼吸置くことができるようになったようです。それによって、しなくともよい争いをせずに済み、豊かに過ごせる。
昨日の話「謙虚でいる人のもとに、多くの人が集まってくる」。そうなんですよね、老子はこのように諭してくださっています。
「自分に自信のない人は、その「自身のなさ」を隠すために、つい偉そうな態度をとってしまうことがあるかもしれません。
でも、自身のない人ほど、謙虚になり、素直に人に頭を下げるといいのです。多くの人に力を貸してもらえれば、ぐっとラクに楽しく生きられます。
怒りっぽくて偉そうに上から見下ろすような態度をとる人は、なかなかリーダーには、推してもらえないでしょう。
なぜなら、「あんなに威張っている人をリーダーにしたら、さらに威張り散らすだろう」と思われてしまい、敬遠されるからです。
水は低いところへ向かって流れていきます。
人間も、海のように周りの人たちよりも身を低くしていれば、川の水が海へ注ぎこむように、みんなその「謙虚な人を慕い寄ってくる」のです。
多くの人が集まれば、「モノ」や「お金」も「情報」も連動して集まってくるのが自然の摂理。
「たくさんの友人がほしい」「協力者を集めたい」「いい人脈がほしい」と思うなら、謙虚な態度で身を低くして人に接することが大切です。」。
と、老子は優しく、水のように進んで下に、謙虚にしなさい、と教えてくれるのです。今日は一日謙虚にお過ごしください。良い一日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
大阪講座「ぶら和尚」で天満天神繁昌亭に行ってきました。笑門来福、お腹の底から笑いました。




お腹から笑う前に腹ごしらえです。



伊丹・宝樹庵のYさんからのお茶菓子です。美味しくいただきました。一年皆さんのためにありがとうございます。