節分会・厄除け開運・星祭り「採燈大護摩火渡り法要」

おはようございます。

今日は心華寺・節分会・厄除け開運・星祭り「採燈大護摩火渡り法要」を午前10時から厳修いたします。過去・現在・未来の三世は一線上にあります。ですから「現在を幸せに生きること」が未来の幸せです。
節分会の護摩は「星回りを良くし」「陰陽和合同一を為し」「大願を成就させる」という大法です。一年で運気を向上させるのに最適な時、故に節分、節目を分けるともいいます。おまいり下さい。
護摩、特に採燈大護摩(さいとうおおごま)は外で修す大法。修します私自身もいつもその大火炎の中に包み込まれ天空に昇り大願が確かに聞き届けられることを実感、体感します。私が信仰の中心に据えています「辯財天」様も自ら「六道(ろくどう)(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六つの世界)」に大日如来の化身、釈迦如来の応身仏として迷いの世界であります六道に住んでおられるのです。
それは私たちの身近な側で「私たちを救います。苦悩を解消します。生活の苦しみを解放しますという本願」によります。先日も書きました。密教は「現世利益を与えます」。上にも書いたように「今が幸せでなければ、不幸です」、又今を幸せと感じられないことほど不幸なことはありません。
そこで辯財天様・不動明王さまは教令輪身(きょうりょうりんじん)(大日如来の化身)として「箸にも棒にもかからない剛強難化(ごうきょうなんか)の衆生」の為この世界に自ら大日如来の使者として現れてくだされたのです。剛強難化とは私自身のことです。欲がありながら、なにもしない、どうしようもない私を救ってくだされるために現れて下された。
子どもが病気の時、苦い薬を飲まないために、甘いシロップと混ぜて飲ませ、病を治す如く、現実の欲を私に与え、欲で病んでいた私を救ってくれたのです。
この「事実を知り」私は「辨財天行者」となり、日々護摩を修し、年二度の「採燈大護摩を修す」のです。剛強難化とは「欲深で、自我におぼれ、安逸をむさぼり、本当の自分の値打ちに目覚めない者」のことで正しく私そのもの、小さな我欲で大きな才能に目覚めることができずにいた、小さい欲望に身をこがしていたのです。
密教行者になり、小さな我欲が叶えられたとき、真我「大欲」に目覚めたのです。小さな欲望、我欲で人生を悩んでいる方々に幸せになって欲しい、「今の願いを叶えて上げたい」と発心、そして行力、加持力を高めるために修行しました。護摩祈願は皆さんの大願を必ず実現させます。「家族のため」「お子様のため」「会社のため」「社員の皆様の為」との「大欲であればあるほど願いが叶う」のです。
欲が「生命力の源だから」です。しかしその欲も「大欲であれ」というのです。ですから護摩を修せば「あらゆる欲望は達成される」というのです。節分会は「陰陽和合の日」です。「陰陽和合、陰陽が一体化したときに生じる生命力の上に万物は成り立っている」のです。陰とは「目に見えない心」陽とは「現実の実体」です。
そして法要後「火渡り」を行じましょう。燃え盛る火の上を素足で歩く「捨身の行が一年の災厄を福運に変え、運気向上」をもたらす最大の法です。
この陰陽を大火炎で燃やし尽くし一体化させるのです。今日10時からです。大欲をお持ちの方は是非祈りましょう。あなたの願望成就が家族を会社の人々を幸せに誘います。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌