幸せの姿

おはようごいざいます。

今日は下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。午前10時から行います是非おまいりください。先月の24日は大雪でした、今日はお陰様でおまいり日和のようです。お気をつけてお出かけください。
愛宕寺は私が2代目、心華寺も同じ。愛宕寺は心華寺より少し早く建立されましたので、ご両親から教えられ、導かれてのおまいりの方が沢山あります。そして又そのお子さんを導きおまいりに来てくださいます。とても微笑ましい姿です。
これが「幸せの姿」です。このような家庭は「心温かい家庭」「安泰の家庭」です。このような素晴らしい話が実はお経の中には説かれています。上のような現実の話を「下種(げしゅ)」といいます。私たちが初めて仏様からの教えをうけることを「下種」というのです。いわゆる教えの種を蒔かれることです。
それを大切に育て上げることを「成熟(じょうじゅく)」といいます。やがてその甲斐があって成仏の実を見事に実らせる「「得脱(とくだつ)」という仏さまの衆生教化の教え」です。これを「種熟脱(しゅじゅくだつ)の三益(さんやく)」といいます。仏さまがくださる「三つのご利益」です。
親から子、そして孫子へ伝えることで、「ささやかでありながらも偉大な幸せ」が与えられるのです。「親から子、そして又その子どもへ伝え守るという、確かな幸せ」が家を存続させるのです。このような心を大切にできる人が「人生経営をなしても穏やかで在りながら確かな人生と為すことになる」のです。
外に心を奪われ、身近な幸せを感じ取れない不幸は何をしても心豊かな喜びに出会いませんし、充実した人生にもならないのではないでしょうか?。
親が子に、「手を合わせ感謝し家族の幸せを祈ることが幸せなんだよ」という言葉を素直に聴き、またその子に「伝える」そして又我が子にと。この「教えは未来永劫の教え」「未来永劫の安泰の教え」です。「過去・現在・未来の三世にわたる教導」です。
過去・現在・未来は「一直線上に在ります」。三世は長い時間ではありません「昨日・今日・明日」です。小さいと思われる幸せを大切にしたいですね、それが大を為すのです。10時からご一緒に祈りましょう。
今日は小さな幸せを感じて過ごしましょう。今夜は「にんげん学」神戸講座「論語を読む」です。孔子も身近な幸せを大切にと教えています。神戸地区の皆さん楽しみにしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
写真は「くくり猿」です。愛宕寺の「庚申さんのくくり猿」の奉納も親子代々申し送りで行われています。古来から「病は身体の穴から入り込む」と言われています。庚申さんの日に「くくり猿」を奉納し祈願しますと、「病が入ってこず、心身健康が得られ、一年を安泰に過ごせるのです」。信者の皆さんは毎年奉納されます。これも幸せの姿・形です。
ビニールの袋に入っているのはお守り、「魔の全てを去る」といって皆さんに好評を得ています。お申し込みください。一体千円です。