自然を畏敬する

おはようごいざいます。

東日本大震災から昨日で5年、忘れられません、そして夢であって欲しいと現実を受け入れられない方も沢山あられることでしょう。ただただ無念です。亡くなられた皆様の菩提をひたすらおいのりするしかありません。
人間の非力を確かにして、私たちに代わって被災してくだされた皆さんの分まで、お互い支え合って暮らしていくことが、被災され亡くなられた方々への供養ではないでしょうか。
5年前の3月11日も「にんげん学」東京講座でした。何か因縁を感じます。上野で地震に遭い、これは尋常な地震ではないと感じ、背中に寒さを感じました。電車が止まったために上野から秋葉原の講座会場へ歩いて入り、携帯電話のTVで津波の恐ろしさを固唾を飲んでOさんとTさんの3人で見ていたことを思い出します。当然全電車が動いていませんでしたから講座は自然休講。
定宿のホテルは帰宅困難者でいっぱいになり、翌日も京都へ帰るために歩いて東京駅まで行き、東京駅も大混雑、新幹線は動いていましたので、買える乗車券を求め帰ったという状態でした。
私は帰ることができましたが、二度と帰ることができない被災者の方を思ったとき自然涙がこぼれてきたことを思い出します。あの悲しみは忘れてならない悲しみです。そして自然を畏れ敬うように話せる立場にありながら力及ばない己にも腹が立った涙だったようにも思います。
「にんげん学」東京講座へご出席いただきました皆さんご一緒に黙祷をいただきありがとうございます。今在ることのできる幸せを噛みしめ、自然を畏れ敬い、今あることのできる感謝の念を強くしお過ごしください。Bさん遠路ありがとうございます。夜行バスでお帰りになられ、もう仙台でしょうか?感謝いたします。
来月も共に学びましょう、4月は15日(金)であります。来月から会場が銀座に変わりますので宜しくお願いします。会場のご案内は又あらためてさせていただきます。
今日は自然を敬い畏れ暮らすこととはどういうことであろうか?と考え週末をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
Mさん毎月お花をありがとうございます。

懇親会です、Oさんアメリカ土産のワインごちそうさまでした。



昨日講座前に毎月講座へご出席のIさんの会社に講演にお招きいただきました。大手町にありますJAビルの36階建ての8階に事務所があり、皇居が見える素晴らしい応接室でした。隣の工事現場です。文明の力は凄いものです。人間はこの強い力に慢心してはいけないと、3、11の当日だからこそ見せてくれたのではないかと天意を感じました。





講演が終わりお昼をご馳走になりました。珍しい「納豆pastaランチ」、Iさんごちそうさまでした。とても美味しくいただきました。