実践するため

おはようごいざいます。

日が長くなりました、朝夕気持ちが良い、天の気、地の気、自然はこれほど私たちの気持ちを左右します。
昨日は彼岸明けでもありましたが「旧涅槃会(きゅうねはんえ)」。お釈迦様がお亡くなりに成られた日です。この世にお生まれになり、定めの通り涅槃に入られ生滅の姿を示されました。生も滅も共に始まりです。
最後の教えは「弟子たちよ、おまえたちは、おのおの、自らを灯火(ともしび)とし、自らをよりどころとせよ、他を頼りとしてはならない。この法を灯火とし、よりどころとせよ、他の教えをよりどころとしてはならない。
わが身を見ては、その汚れを思って貪(むさぼ)らず、苦しみも楽しみもともに苦しみの因(もと)であると思ってふけらず、わが心を観(み)ては、その中に「我(が)」はないと思い、それらに迷ってはならない。そうすれば、すべての苦しみを断つことができる。わたしがこの世を去った後も、このように教えを守るならば、これこそわたしのまことの弟子である。」。
教えは実践しなさい、実践してこその教えであると力強く説き示してくだされたのです。
二宮尊徳翁が「天地(あまつち)は繰り返し、繰り返しつつ、説かざる経を詠む」と。自然は繰り返しながら私たちに問いかけ、教えてくださる。その自然の法に二宮尊徳翁は学びなさいというのです。
西郷南州は「敬天愛人(けいてんあいじん)」と、「天を愛するように人を愛せ、人と対するときは天を相手にしていると思え。(要するに天は思いのままにならない、人様にも天と同じような気持ちで接し人様を生かしなさい)」と。夏目漱石は「則天去私(そくてんきょし。私を去り天に則れ)」と。多くの先人・賢人は天地の法から多くを学び実践し体得したのです。
車窓から眺める大地、山々、海、川の色は季節毎に違います。私も変わっているのでしょう。諸行無常、何一つとどまることがない。だからこそ明日を夢見て楽しみ味合わなければいけません。先日春の高校選抜野球大会が開幕、高校野球連盟会長の挨拶「Challenge and you can change」「挑戦すれば君も変われる」。素晴らしいメッセージです。このメッセージは若者だけではなく年令を超え誰にでもあてはまります。私に一番響きました。
自然は繰り返し時節がめぐれば私たちに恩恵を与えてくださる。私はというと、はなはだ恥ずかしい限り。何ももたらすことができない。果実を貪っているだけである。
恥ずかしさを知ったなら、やはり行動だろう、知っただけではやはり罰があたる。学びとはそういうものでなければいけない。
今日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」、護摩の炎で煩悩を滅ぼしチャレンジ精神を高め新たな誓いを立てましょう皆さん、チェンジしましょう自分自身で、そのため自分自身に祈ろう。お待ちしています。午前10時からです。
今日は皆様もチャレンジする一日としてください。そして新たな扉を開けましょう。季節は私たちの心に優しく目覚めなさいよとトントンとノックしています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
お掃除で使っています、今どき珍しい金物のバケツ、昨日篤信の信者さんが今日のためお掃除をしてくださいました。

愛宕寺前の幸せ小路です。さあ、皆さんこの小路を通り幸せの扉を開けましょう。


駐車場のコンクリートの割れ目に、きれいですね、名前はわかりません。


近くのバス停前で。