先ず受け入れる

おはようございます。

今朝は強い雨が降っています。花チラシの雨でしょうか?、「雨ならずして花なお落つ」という詩があります。人は雨に無情を思いますが、「雨が降らずとも花は散るべくして散るのだ」という詩の意味です。詩にはそんな心が込められています。人のせいにしたら、いかんぞ、散るという真理は次へのステップアップの兆しだぞ、と。
私たちは何か不都合がありますと、どうしても人のせいにしてしまいがちです、しかし、じっくりと考えますと、やはり原因は自分にあるのです。
昨日は暖かな一日でしたが、やはり花冷えがして部屋の中は寒さを感じました、用心しなければと言いきかせています。
昨日夕方に下山されましたCMA様主催「平成28年度入社・新入社員禅寺合宿研修会」セミナー参加者140名の皆さん、二泊三日お疲れ様でした。ありがとうございます。
また派遣くださいました会社の皆様大切な新入社員の皆様をお任せいただきありがとうございます。感謝いたします。皆様に恥じないように私共も修養してまいります、皆様のご活躍ご発展を心よりお祈り申し上げます。
CMA、T社長様今年も沢山の研修生をご派遣いただきありがとうございます。40年来ご活用いいただき感謝いたします。これからも精進致します。今後ともよろしくお願い致します。
今日から新たに二泊三日、日本板硝子・NJC会「平成28年度入社・新入社員研修」が始まります。心してお迎えします。入山されます30名の皆様お気をつけて入山ください。雨の中ごくろうさまです。
寺での研修は主に「気づきの研修・対人関係を大切にする研修・応対、対応の研修」です。知識・技術を生かすにはやはり、「出会い縁から始まります」。一瞬の出会い、一度の出会いが「一生を左右する」といっても過言ではありません。
研修では様々な体験をしていただきました。イヤだと思ったことは数限りなくあったはずです。初めてでなれないことばかり、そのうえ強制的と感じられるのですから、嫌な思いをするのは当然といえば当然なのです。何度も書いています、会社を選べても、入ってからの縁は選べません、環境や状況も同じように選べません、そこで「心がブレないことが大事です」。
私たちは出会いの最初は知性より、感覚的に物事を受け止めます、感覚、直感で好き、嫌いという判断をするものです。
会社に入りますとやはり同じようにすべて初体験することばかり。言ってみれば仕事も強制的といえば強制的です。指示されなければ何も始まりませんし、事実何をしたら良いのかも分からない、社会人一年生として未だ右も左もわからないのです。途惑うばかりです。この事実を確かにすべきです。
そして仕事は「人に見える成果・結果を出さなければいけない」わけですから、現実はもっともっと厳しいのです。
このように見ていきますと自ずとどのような態度を取るべきかが見えてくるはずです。「新たな意識で学ぶこと」です。「学校を出て来た、知識がある等々の固定観念」を「一旦白紙にすること」。「社会人一年生として、学び直すことです」。
「無心になって聞き、学び、そして実践すること」が「早く仕事が身につく」のです。「何で?どうして?と疑問、疑いを持たない、矛盾と感じないこと」です。そして「受け入れる」その素直な姿勢、対応に先輩諸氏はきっと喜ばれます。それは「共鳴感からくる喜び」です。先輩は「あなたの姿勢に、受け入れてくれた、素直に対応してくれた」と喜びを以て「あなたを受け入れてくれる」のです。
人は「響き合うことほど喜びが大きい」のです。又「あなた自身が先輩の反応に喜びを大きく感じるはず」です。人は「人から受け入れて貰うほど大きな喜びはない」からです。これは、だれでもが感じることです。社会人一年生に限らず「先ず楽しい人間関係を構築することです」。そのためにも信頼感を互いに築くことです。その信頼感の基本、第一歩が「相手を受け入れる」ことです。
今日は人様の意見を聞き入れることを率先しましょう。一歩譲る、狭い道路が広くなりますよ。その上、歩きやすくなります。そして状況が良く見えるようになるのです。良いことが多くなるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨日の観音様の桜の光背です。

研修生の皆さんと記念写真です。




終了式と修了書授与、力強い宣誓を4人の方にいただきました。皆さん充実した人生を、ご活躍をお祈り致します。





パワーハンド、握手をしてお別れです、どうぞお元気で。

自宅前の前川の古木の桜、一昨日撮りました。何かを語りかけているような気がします。


心華寺の庭に咲いている「エゴノキ」らしいのですが、間違っていたらごめんなさい。謙虚に咲いていましたので、いじらしくなりパチリ。