一つ

おはようございます。

今日は「お釈迦様のお誕生日」お寺では先日お誕生日を祝います「お花祭り」を致しました。失礼な書き方ですが、たったお一人のお釈迦様が生まれたことで世界が変わりました。ありがたいことです。
しかし私たちの子どもでも同じ事が言えます、子ども一人生まれますと世界が変わるのです。そのことを確かに教えて下されたのがお釈迦様です。ですから「お花祭り」の時に、ピカピカの新一年生をご一緒に祝福させていただくのです、人は人に大きな影響を与えます。そのことを思い、大きな慈悲で周りの人びとに接してまいりましょう。共に在ることでの喜びを分かち合う社会でありたいですね。
昨日は強い雨の一日でした。部屋でじっとしていますと、じんわりと冷え込み、時折ストーブを入れたり消したりの一日、体調管理には気をつけたいですね。今朝は雲が多いようですが、雲間から青空が見えます、今の時間は未だ余り明るくありませんが、良いお天気になりそうな気配です。
昨日入山されました新人の方の中でやはり、台風並みの強風で列車が遅れ、送れての入山でした。しかし無事に入山していただきましたので安心しました。
新人の皆様の研修は再来週の21日、木曜日まで続きます。若い皆さんのはち切れそうな元気に元気をいただいています。懐かしむわけではありませんが、若い時代を思い出し、そうだ、あの時こんな事をやりたかったのだと考えていたことにチャレンジしてみようとの思いが甦(よみがえ)ってくるです。そう思っただけで血がたぎります。
日々護摩の炎を拝み感謝、「一つのことを心して愚直に行ってこられた」ことにです伝教大師(でんぎょうだいし)様の教え、師のお導きで「一隅を照らす。ポストにベスト」をひたすら行ってきました。自分のペースで歩んで来られたからこそ多くの企業様に長年大切な社員さんを派遣いただけているのでは?と、勝手な解釈ですが、改めて感謝しています。
遠くから飛来します渡り鳥も、飛来地の環境が良ければこそ数も増え、繁栄の貢献、お手伝いもできます。一年の「大切な一度」必ずこの時節(最適の季節)に大切な新入社員の皆様を派遣いただけるように、時節到来までの日々を自身を磨き高めて行かなければと、下山されます皆様の背中を拝見し、手を合わせ、キザな言い方ですが新たな誓いを立てています。
一年を送る中で「必ず繁忙期と閑散期があります」。それは何も一年に限らず一日、一週間、一か月の中でも同じ事です。この「閑散期が修養・修行の時節です」。繁忙期より「閑散期が最も大事」です。繁忙期でエネルギーを出し切りますので、「閑散期にエネルギーを蓄積しなければイケナイ」のです。やれやれと、休んだのでは、最もエネルギーを蓄えなければイケナイ時期、タイミングを外してしまい「次期には花は咲かない」のです。
「学んで心身を休ませることが一番の休養・エネルギーの補填」なのです。繁忙期の時期は以前種を蒔いたのが花開き実を結んだわけですから、「結果を受け止め全て良しと感謝することは大事ですが?」必ず事に対しているときは「反省の材料、ああ、ここはこうすべきだったなという事や反省点は少なからずあったはず」です。
その、改良点を「楽しく改良することが次へのエネルギーの本当の充填(じゅうてん)なのです」。改良点、反省点を感じていないということは少々問題があります。それがもう頂点だからです。というよりも、固定観念に凝り固まっていて伸びしろが無いといいますか、成長進化が止まった状態だからです。それでは長い人生を歩む上ではいけません。
そのような状態になりますと、自然人は去り、今まで親しんでくれた人をも失ってしまうという最悪な結果を招いてしまうのです。
人生「オールオアナッシング」はいけません。イヤなときはすぐやめる、ダメなものは受け入れない。ゼロか百、シロかクロか、自然の世界は「オールオアナッシング」はないのです。「実践の中で行きつ戻りつしながら、悩みながら(考えながら)進化をしていくものだと教えの中から私は感じ修養しています」。
改めることは「本当の攻めの姿勢、修養は本当のプラスイメージ」。これからも多くの反省材料から学び、与えられました「場」で少しでも「使命を果たしたい」「ポストにベストを尽くしたい」と願うのです。皆さん今日もポストにベストを尽くしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨日は強い雨の一日、桜の光背です。そして雨の中の花びらです。










二日前(6日)に撮りました。