正しい努力

おはようございます。

心華寺「水子供養祭」法要おまいりありがとうございます。家族でお子様連れでおまいりくださる、微笑ましい限りです。生を受けられなかったお子様も兄弟の姿、声を聞いて安心しています。感謝いたします。
新しい週の始まり、先週の反省を踏まえ今日の一歩を確かにしましょう。方向を決めて、目の前の事に確かに対応する、そうすることで、夢に近づいていきます。ただ単に足元、下ばかり見て歩みますと、真っ直ぐには歩けません。実際に一度やってみるとよくわかります。
未来に夢があるから目の前の困難や厳しいことも、困難、厳しいと思わずに乗り越えられます。また「目標・夢を持ったから障壁が生まれることも知ります」。
目標・夢を描かないから、「気持ち心が落ち着かず、イライラするだけの人生と化す」のです。どうしようもなく自棄(やけ)になる気持ちを起こすより、目標・夢に向かい障壁が生じ、それを乗り越える過程で自然に又力がついていく喜びを知ることがいいのです。
わざわざ力を得るためにやるのではなく、目標・夢に向かっていることで無意識裏に力が養われる。目標・夢を持てば一石二鳥という諺が教える如く、多くの「メリット」が生まれます。
一番に「師友(しゆう)ができること」があげられます(先生として尊敬するほどの友人)。いろいろな目標・夢を持った人との出会いを得、切磋琢磨(せっさたくま)できる機会を多くします、これが楽しいのです。
目標・夢を持つ人は「いろいろな人様をお手本とするからこそ、朋(とも)、同志、共鳴者が増える」のです。当に論語、学而(がくじ)第一の「朋(とも)、遠方より来る有り、亦(また)楽しからずや」です。
全国各地から様々な企業様が社員の皆様を派遣くださるお陰で、「気づき、学びを教えてくださる」のです。
※(切磋琢磨(せっさたくま)とは「骨は切り、象牙(ぞうげ)は磋(と)ぎ、玉(ぎょく)は琢(う)ち、石は磨く、といった精細な加工を施すことから、互いにいろいろな角度から探究、研鑽(けんさん)し合うことの意。また徳を修めるために、努力に努力を重ねること。また、友人同士で励まし合い競い合って向上すること。「互いに切磋琢磨して技術改新を成し遂げること」を言います)。
切磋琢磨は「正しい努力を教えている」のです。「切する」「磋する」「琢する」「磨する」というのは、どれをとっても「磨く」という意味です。目標・夢を持てば、どんな人を見てもお手本、参考とする人生とするのです。
目標・夢を持つことで、多くの仲間ができていきます。今日から二泊三日「28年度入社、ニプロ株式会社様第一陣・新入社員研修」の方65名、「ニチホス株式会社様」15名、「株式会社鴻池組様新入社員研修」の方15名、約百名の新人の皆様が入山します。「切磋琢磨で作る仲間意識」を持っていただけるようにお話をさせていただこうと思っています。
なぜならば仲間同士で向上心を持ち、励まし合い、支え合い、鍛え合っている会社が繁栄、向上し、社員の方の人格が磨かれ向上しているからです。
今週は切磋琢磨を意識して過ごしましょう。明晩は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」です。今回はどのようなタオイズムの話しでしょうか?会場でお会い致しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
随分と若葉が目につくようになりました、光背の桜です。



ふと下に目をやりますと、小さな花々が輝き呼んでいます、私たちもいますよ、と。




小さな滝のせせらぎも気持ちよさそうです。