言い訳しない

おはようございます。

「にんげん学」東京講座へご出席いただきありがとうございます。会場が銀座に変わり、以前も何度か開催したのですが、やはりなれるまでは勝手が違います。徐々に慣れては来るのでしょうが落ち着きません、覚悟は大事だということを改めて感じています。来月もよろしくお願いいたします。
秋葉原秋葉原の街の雰囲気があります。銀座も銀座の雰囲気があります。銀座の雰囲気は何かしら大人びて良い感じです。毎月通うのが楽しみになりそうです。来月は5月13日(金)です、東京地区の皆さん来月も元気にお会いしましょう。
名古屋から新幹線に乗車、前日、一宮講座にご出席のH先生が新幹線の中でお声をかけてこられ、びっくりです。東京へ本業である税理士の勉強会に出席の為であるとのこと、同じ車両に乗るというありがたい思いで上京しました。
昨日学びました論語、子張(しちょう)第19、8条「子夏曰(しかいわ)く、小人の過ちは、必ず文(かざ)る。」。意は「子夏言う。過ちは君子も小人も共に免(まぬが)れぬところであるが、小人の場合は、悪いことには、必ず自分の犯した過ちをあれこれ繕(つくろ)い飾って、過ちをそのままの姿で人前にあらわすことをしない」。
先日から何度か書いていますが、言い訳はよくありません、言い訳は身を滅ぼす元です。この話は、飾ることによって人に弁解し、己に弁解しようとするのでしょうが、「実は人生を欺(あざむ)き、己を欺くものであり、一層の過ちを加える、過ちに過ちを重ねるものであることを知らないから行うのす」、これは大変大きな過ちで、恐ろしい過ちです。
論語、学而(がくじ)第1、8条には「過(あやま)てば則ち改むるに憚(はばか)ること勿(な)かれ。」とあります。意は「もし自分に過失があれば、ぐずぐずしないであらためなさい。」ということも教えています。
「過ちだと認識した時点」と「過ちを認めて申告する時点」は、できるだけ「タイムラグを短くすることが重要」です。「わかっていて気づかないふりをするのは、もってのほかです」。それは「嘘をつくこと」であり、「嘘つきの性格を自分からつくるのです」。
一度言い訳が通りますと、同じようなことを繰り返すようになりますので、これは厳重に己を戒め注意すべきです。相手は許してくれたと自分で勝手に解釈してはいけません、そのようなあなたであれば、信頼を失うだけです。
ましてや「習った知識で文(かざ)るようでは」いよいよ堕落の人生を己で歩むことになるのです。今日は週末ですので、じっくりと一週間の反省をしてはいかがでしょうか。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
一昨日「にんげん学」東京講座へ出る時新幹線の中から撮りました。