一歩下がる

おはようございます。

昨日午前10時前に「ニプロ株式会社。平成28年度入社・第二陣・新入社員研修生」の方が二泊三日の研修のため入山されました。今日は名古屋の「株式会社モビテック。平成28年度入社」の皆さんが二泊三日の研修のために入山します。株式会社モビテックの皆さんお気をつけて入山ください。お待ちしております。
昨夜は「にんげん学」京都講座「老子を読む」でした。ご出席の皆さんありがとうございます。新しい若い方が参加されました、参加者の方が増えるのは嬉しい事です。来月もお待ちしております。来月はゴールデンウィークの真っ直中5月2日です。心の休暇を学びで致しましょう。皆様とお会いできますことを楽しみにしております。
熊本地震の最中の勉強、何か違った意識で学ぶことができました。昨日の老子のTaoの話は「ドキッと」させられました。「一寸前進するよりは、むしろ一尺後へ退きなさい」という話しです。人は前進したいしたいとばかり思っていると、「思いがけない逆襲に遭うぞ」という話しです。真実前進したいのなら「一旦退け」というのです。前に前にという「逸(はや)る気持ちを抑えよ」、でなければ「失敗を招くよ。大きなケガをするぞ」と教えます。
私たちは、知識や技術を磨き高めるためには日常や普段は組織の中、身近な学びの世界で磨いています。学びを豊にし、技術を高めることは、「社会の皆さんの方々のためにやっている」のです。
しかし知識や技術を云々する場合、「現実の社会の皆さん(お客様)を想定してやっているつもりなのですが、それが「身近な周りの人との競い合いで云々しているという落とし穴、パラドックス、矛盾に意外と気づかない」のです。
いわゆる、「近視眼の世界で己の実力を見ていることに気づかない、気づけない」のです。「その考えに用心せよ」「その考えが落とし穴だ」と老子は教えるのです。
「本当に進みたいのなら、一旦下がれ。謙虚になれ」と教えるのです。物が真っ直ぐか、どうかを見る場合「少し下がって見ると確かに見えるのと同じです」。一旦下がって「相手の実力をもう一度確かめよ」というのです。
いわゆる「人の意見をもう一度聞いてみろ」「情報を集めてみろ」「世間の話しを聞いてみよ」というのです。私たちは、「誰にでも自惚れはあり、慢心もします」。だからこそ「心を戒める心学の書を読み、心身に痛みを感じたとき、確かな反省をする。反省ができる。正しイノベーションを行う」ことが大事です。今日は「下がることを意識してお過ごしください」。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆私たちは熊本地震の収束を祈り、支援を致します。
久しぶり観音様の桜の光背を撮りましたがもう葉桜です。これからは美しい緑が輝きを添えます。

「にんげん学」京都講座後の懇親会、「洋食ぼんじゅーる」さんの料理です。美味しくいただきました。マスターごちそうさまでした。
ハムの盛り合わせ

コロッケとミンチカツ、カレーソース

黒毛和牛のミニステーキ、アスパラ添え

黒毛和牛ハンバーグ、蟹と海老のクリームソースパスタ

今朝の夜明けの風景です、素晴らしいお天気になりそうです。