僥倖

おはようございます。

5月今月もよろしくお訪ねください。4月のご愛読感謝いたします。爽やかな朝です。不思議ですね、当たり前なのかも知れませんが昨日一日反省して、よし今日からまたやり直そうと、新たな意欲が湧いています。何度このような思いをしたことか、でも変な話しかも知れませんが、やはり、今月こそはという新たな自分の気持ちに自分が感動しています。
今日は第一日曜日ですので心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」法要の日です。午前10時からです、一日で月初の月並み祭、このような「幸運の日」は年数回あるかなしかです、是非この「ラッキーをラッキーなものとしてください」。
私たちは、ラッキー、僥倖(ぎょうこう)を大切にすべきです。ラッキーを頼む、僥倖を願うというのではなく、これは「ラッキーなことだ、これは僥倖だ」と思うことはとても大事です。新しい出会いの多くを私は「ラッキーだ、僥倖だ」と受け止めています。
※「僥倖= 思いがけない幸い。偶然に得る幸運」
そう、出会いはすべて幸運な出会いだと考えるべきです。出会いからいろいろな考え、発想に通じていくと考えてこれまでやってきたからです。事実そうなのです。
「今まで考えてきたこと、思ってきたことを現実とするための出会いとなっている」のです。それは偶然であり、必然と成るのが、「出会いをラッキー、僥倖と考えているからだと、真実思っています」。
いつも、書いていますが、上手下手を超えた考え方をするようにしています。二元的な見方をしていますと、自分のできることでさえ、上手下手で左右され、振り回され何一つできなくなってしまうからです。
私は出会いに因って、「ポストにベストを尽くす」という生き様をすることで、人様が「私に見合った勤めを用意してくだされていると信じてもいます」。そして私なりのペースでこれまでやってきました。愚鈍でしたので「一つのことをやってきた」のです。
それが何故か良かったようです。時習(じしゅう)、時に習うは素晴らしい、毎日同じ事を繰り返していますと、上手になっていくのです(昨日の私を今日超えること、人様と比べてというのではありません)、仕事が早くなっていくのです。
※「時習=毎日繰り返し修練すること」。
初夏に吹く風のことを「薫風」といいますが。植物はこの「薫風」が吹いてこなければ「花は咲かない、咲くことができない」のです。いわゆる「どんなに綺麗な花が咲く花木でも、縁に出会わなければ咲けないのです」。
私たちには素晴らしい才能がありますが、その才能は出会いがなければ「芽を出さず、発揮しようがない」のです。ですから、私は、私にとって、「どの出会いが私の芽を出し、花を咲かせてくれるかどうかわからない?と確かにしています」。ですから「目の前のことにポストにベストを尽くす」出会いをしているのです。
先月の反省を元に今月も新たな気持ちで人様の風を受け、大空にスイスイと泳ぐ鯉のぼりのように一か月爽やかに泳ぎ世間を歩んでまいりましょう。
出会いをラッキー、僥倖と捉え今日は午前10時からご一緒に「繁栄の聖典を読誦」しましょう。そして「鯉のぼり」を大きな声を出し、楽しく合唱いたしましょう。今日は出会いはラッキー、僥倖ということを感謝する一日として、5月のスタートをお切りください。
明日2日は「にんげん学」京都講座「老子を読む」です。老子のTaoも繁栄の道を説いています。会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。感謝いたします。
昨日、大阪駅の近く、阪急うめだ本店7階 美術画廊で行われていました「小田切健一郎」氏の「木と漆の仕事」展を見に行ってきました。
師匠からお授かりました「大日如来」様をお祀りします「お厨子」と「台」を購入したご縁です。素晴らしい作品です、是非5月3日迄行われていますので、お近くの方は見に行かれてください。