知ったかぶりをしない

おはようございます。

「にんげん学」京都講座「老子を読む」ゴールデンウィークの中ご出席ありがとうございます。老子は親切です、そして優しい、「不知の知」、知っていても、更に掘り下げる。知らない人に出会っても責めない、だから導かれてしまう、親しんでしまう、魅せられる。そして「知りたいという気を引き出してくれる」。そんな人間性が醸し出されるようになることができればいい、精進します。
人生を「わかった気になっていないか?」という問いかけ、「ズシンと響きました」。そうだな〜、言葉だけなのではないか?実践していないだろう。こんなことも言っています。
「知りて知らずとするは上(じよう)。知らずして知れりとするは病(へい)。」。意は「たくさんの知識や情報を頭に詰め込んで、何でもわかった気になっていないかい?思い違いもはなはだしいよ。ましてや、ろくすっぽ知りもしないのに、知ったかぶりをするなど、重病としか言いようがない。本当に知っていると言えるのは、「道」がものを言わずに実践している「無為自然」という真理を体得することなのだ。」
頭を「がつん」とやられました。今の時代に一石を投じるかのような老子の言葉です。知識偏重、インターネット社会の進展を背景に情報があふれています。私たちはどんどん頭でっかちになっているようです。
たとえば、天道や宇宙の奥深い真理に相対すると(この度の地震等。一日も早い沈静化と復興を祈念致します)、我々はついに何も知らない存在でしかないと思い知らされ、独善的な考えから解放され、自分は「無知」の身であるという謙虚さを覚えたりします。いかがでしょうか?。
だからこそ、無私となって無為自然に支え合う家族、世の中で在って欲しいと願います。そして支えていただいていることへの感謝を強くして暮らしたいと改めて気づかされました。理想かもしれません、しかし理想の実現に向かって身近な人の支えになれるように在りたいものです。
今日は「知」というものは?どのようなことなのかを休日ですのでご一考してみてはいかがでしょうか?。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※私たちは熊本・大分地震の復興を支援致します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけて活動をお願い致します。
勉強会後の懇親会「洋食・ぼんじゅーる」さんのお料理です。マスターごちそうさまでした。そして皆さんありがとうございます。
信州サーモンのサラダ。

ハムとポテトのオムレツ。

黒毛和牛の一口ステーキ新タマネギソース。

舌平目のムニエル、オーロラソース

今朝の風景。