自分らしさ

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。講座前の「ぶら和尚」からご参加いただきました皆様ありがとうございます。長時間感謝いたします。
「旅は道連れ世は情け」(旅は道連れのあるのが心頼もしく,世の中を渡るには互いに思いやりをもつのが大切である)とか申します。人生は旅にも例えられます。殊(こと)に師友は大切です。有益な友を持ち付き合いますと、「自分も相手も成長できますし」、逆に有害な友と付き合いますと、「自分も相手も成長できません」。「類は友を呼ぶ」というように、まずは「自分が有益な友人でいられるように在ることが大切」です。
そのためにも「自分を知る」ことです。知識を得ることも大切ですが、老子がいっていますように「明知の人」とは自分を知っている人のこと、自分を知らない故に対人関係をまずくしてしまうことになるのです。
自分を知り、類は友を呼ぶというように、お互いが成長できるよな師友を持つべきです。昨日学びました老子70章「自分らしさを尊ぶ」ことを大切にしたいですね、善い友が増え自然に繁栄をもたらします。
自分らしさとは?何でしょう。老子が何度も言っています。「見栄を張らない」「背伸びしない」「無理しない」ことです。「自分らしさで生きる」とは「人と競争しない」「人に勝とうとしない」ことです。
自分に与えられた「能力をひたすら地道に磨き歩むこと」です。ですから、今という現実で人様と相対したとき、「議論、方法論で勝とうなどとは思わない」ことです。
また、仕事をした結果、人様が勝(まさ)っていても、「負けないとは思わず、尊敬する」ことです。「相手に尊敬の念で接することができる」ことが豊かな人生と為すのです。すべてがお手本となります。
多くの人は外見的な華やかさを求めがちですが、道・Taoを歩む私たち、老子の教えを尊ぶ私たちは、「心の修養」の大事を知っています。心とは感情です。「感情を高ぶらせてはいけません」、「静かで持続する情熱とすべき」です。
何故かと言えば、必ず内面が外面化することを知っているからです。それを「明知」というのです。有益な友人を増やし、自分も有益な友人となるために、「自分らしさを尊びましょう」。ご自分を大切にしましょう。今日は自分を大切にするとは?ということを考えて過ごしてみてはいかがでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
「ぶら和尚」で万博記念公園に行きました。
モノレールで万博公園駅に着き歩いたら直ぐ太陽の塔が見えました。

公園の中の日本庭園です。

きれいな築山を前にして先ず腹ごしらえです。







太陽の塔の前で。




万博記念館で岡本太郎画伯デザインの椅子に座って。


「にんげん学」講座への皆さんからのお茶菓子です。伊丹の「寶樹庵」さんから「冷やし飴饅頭」をいただきました。新作だそうです、美味しかったです。それとKさんのサンドイッチ、毎月ごちそうさまです。