懐い

おはようございます。

「にんげん学」神戸講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月は6月28日(火)です。来月もご一緒ください、ありがとうございます。
昨日ご一緒に学びました里仁第4、11条「子曰く、君子は徳を懐(おも)う、小人は土(ど)を懐う。君子は刑(けい)を懐う、小人は恵(けい)を懐う。」
意は「孔子言う、君子と小人とは、おのおのその念慮するところを異(こと)にしている。君子が自分の行いの道徳に合することを念ずるに対し、小人は生活の上において己の地位の安楽ならんことを念ずる。君子が自分の行いの儀刑(法則)に叶うことを念ずるに対し、小人は人から恩恵(めぐみ)を与えられることを念ずる。」
いかがです?、皆さんご自分の行動が道徳に叶っているかどうか?、そんなに意識することはありませんが、仕事の喜びを皆で分かち合えるかどうかは考えてしかるべきではないでしょうか。
自分の立場ばかりを大切にして保身で仕事を行っていないかどうかは、次の刑を懐う、恵を懐うの言葉で孔子は教えています。自分のことしか考えないような人は道徳にも叶わず、法則からも外れ、遅かれ早かれその身を危うくしてしまうことを知りなさいというのです。
保身で行う人は、表面的には誰からも知られないと考えているかもしれませんが、そのような人から発せられる気は決して暖かくありません。少しずつ、徐々に人気を失うことになるのです。
人間が日々の仕事や暮らしの中で醸し出す雰囲気というものは、懐、心の中に何を念じているかなのです。人の思いというものは隠しきれません。懐い(思い)を大切にしましょう。人と共にという「徳」を大切に生きるのか、自分の事しか考えない狭い了見で淋しい人生と化すかです。この世は自分の思いが作り出しているのです。今日は週末です、一週間の懐、思いを振りかえってみましょう。
今日から一泊二日でM&U SCHOOLが開校されます。受講される皆さんお気をつけて入山ください。ありがとうございます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
078さんがご用意くださいました。お茶菓子、神戸セレクションで賞をとったプリンです。ありがとうございます。


Hさんが手作りの美味しい「蒸しパン」を作ってお持ちくださいました。

きれいな菓子箱です。Hさんごちそうさまでした。

夜景です。


お天道様は雲の中ですが、光を与えてくださいます。遮ることは叶いません、手を合わせましょう。手を合わせる、その心はきっと輝きを放ちます。