平等に人と接する

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月もよろしくお願いいたします。残暑が厳しいですがお大事にお過ごしください。9月は月初1日です。楽しみに一ヶ月過ごします。
昨夜学びました「平等に人と接する。」難しいですね、この平等観?。
論語、為政(いせい)第2、24条「子曰く、君子は周して比せず、小人は比して周せず。」意は「君子(人格者)はわけ隔てなく幅広い人びとと対人関係を築くが、小人(人格者でない者)は偏った少数の人間としか付き合わない。」
「人と接するときは、偏見のない視点で判断しなければいけないというのです。」この偏見がないようであるのが私たちです。
世の中にはいろいろな人がおります。そのなかには、自分と相性の悪い人も、できれば関わりたくないと思う人もいます。しかし、それは自分の一方的な視点から見ているだけであり、別の視点から見ればまったく違う一面が見えてくるかも知れません。
ここでは、そのような余計な偏見で人を判断しないようにというのです。確かに「誰とでも仲良くでき、どんな人にでも同じように接する人には、自然と周りに人が集まってきます。」
私にはこの条がキリキリと胸に刺さり痛みます。なぜなら孔子はこの条は「上に立って指導する立場の人に大切だ!といっているからです。」
言葉では「役立つ人を指名すると格好の良いことを言いますが、」「自分の好き嫌いで人を評価し、指名しているのではないか?」「また、自分のいうことを聞くから、自分にとって都合がよいから、」等々で判断していないかという反省です。
この条を学びますと如何に自分自身が偏見の塊であるのかがわかります。そして狭い世界で悩み苦しむ原因を作っているのはすべて偏見からくるものであると、思い知ったようです。今日は人様とであったとき、真っ白な気持ちで出会うようにしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆「にんげん学」一宮講座会場の「一宮マツダ販売株式会社」さんから撮りました夕景。