矜持(きょうじ)

おはようございます。

今朝は随分と涼しい朝です。風邪などひかないように用心ください。「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。心学はやはり楽しい、何故かと言えば、表現がストレートだが暖かい、言葉がホットなのです。そして情熱的、千年という長い時間を超えて伝わってきた理由がここにあるのでしょう。私が好きになったのも情熱的ということかもしれません。何せ心学の中に出てくる人間は「ダンディでカッコいい」見習いたい。
人に対して強くなかった私、内に秘め考える、人間性を養い、ものを思うことが幼少のころから好きでした。「いつかはこう在りたい」という夢・情熱です。人に対しては強くありませんでしたが、自分の思いに対しては熱く思い続けてきました。
身の程を知らず、人様に対し大言を吐けば、大恥をかきます。こんなことは誰でも知っていることでしょう。ですから、言わずに「やる、行動することを旨としてきました」。
昨日学んだ論語、衛霊公(えいれいこう)第15、22条、スマートな生き様です。「子曰(しいわ)く、君子(くんし)は矜(きょう)にして争わず、群(ぐん)して党(とう)せず。」意は「人格者は厳格(げんかく)だが他人といい争ったりしない、広く交際するが徒党を組んだりしない。」
これは「自己主張と受け入れることのバランスが大事である」ことを教えています。「周囲のことを考えず、空気も読まず」、「いいたいことだけをいう人間になるな」、ということです。
自分の意見や信念を持つことは大切。しかし、自分の意見が絶対だと思い込んで、他人の意見を否定したり、自分の考えを押しつけたりしては、周りの人が離れて当然です。このような人間は最悪。
反対に、自分の意見を曲げて周りの意見に迎合(げいごう)するのも、人からの信頼は得られず、はなはだかっこうわるい。
そんな中で最もかっこうわるいのは、「自分の考え方と違うとわかっているのに、利益になることだったら平気で意見を曲げる人間」。このような人を見るとうんざり、虫ずが走ります。
「いかに他人の意見を受け入れた上で、自分の意見も主張するかが生きていく上で大事です」。
だから徒党を組まないことだと、孔子はいいます。自分の意見や生き様を確かにしていませんと、有象無象(うぞうむぞう)の輩(やから)(多く集まったつまらない連中、欲の皮だけ突っ張った連中)がよってくることになるのです。どっちつかずの人生を送ることほどかっこうわるい人生はありません。
自分の「主張するべき事と、引くべき所を自覚するために、心学を学びましょう」。来月の一宮講座は11月10日(木)です。一ヶ月スマートにお過ごしください。今夜は東京講座、東京地区の皆さん楽しみにまいります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆一宮講座にご出席いただいていますIさんの誕生日でした。Iさんますますお元気にご一緒に学んでください。おめでとうございます。


名古屋駅のホームで「きしめんとおいなりさん」をいただき新幹線に乗りました。今どきの立ち食いのお店は凄いですね、味噌煮込みをいただいたのですが、エプロンを出してくれました。帰る時、思わず大きな声で、ごちそうさまでした、ありがとうございますとお礼を言って出て来ました。

東京に着き人様に会い、東京駅大丸4階にあるフルーツパーラー千疋屋に、高級果実を販売しているそうです。滅多に行きませんのでパチリ、私とお父さんはコーヒーを、お嬢さんはジュース、やはり高かったです。





有楽町駅から歩いて定宿のホテルへ。