知らないことを知る

おはようございます。

今朝は博多におります。昨日研修を終え京都を夕方5時前の新幹線に乗りました。CMA様主催「ダイキン・コンシューマ・マーケティング株式会社管理職研修」1泊2日ご参加の皆さんありがとうございます。皆様のおかげで無事終えることができました。感謝いたします。
研修生の皆様に必ずお話します、研修という一つのプロジェクトチームの同士としてしっかりと結果を出せるよう協調協力しましょうとお願いしています。
今日から実践の場で周りの皆様を照らしサポートくださいますよう。私たちは自分を見ることは難しいですが、人を見ることは長けています。そのことであら探しをするのではなく、何か気づくところがありましたら、さりげなくサポートしてあげるのが仲間、同士。
私たちは知っていることと知らないことは当然のこととしてあります。知らないことがあったとしても恥でもなんでもありません。できる出来ないの世界も同じです。できないことがあったとしても恥ではありません。
しかし、知らないこと、できないことがあることを確かにできるか否かは大いに?であります。知らないこと、できないことを確かにしている人は「人の意見を聞く耳を持ち」、人との「和合もスムーズに運び」「人財の発掘もできる」のです。リーダー、先輩のとして勤めの一つとして、人材の発掘は大きな役割りです。
会社、部や課が良い人財を得ることができる大切な要は自分より優秀な人を獲得することにあります。言うことを聞く社員や部下では無く、向上心が有り、自分より優秀であることが大事です。
そのために、「知る知らない、できるできないを確かにする」ことです。また、この二つを確かにできる社員さんを育てることも大切です、このことで得られる素晴らしいことはブレーンが多くできることです。人間は「己を知る者のために生きたいというのが人情です」。このような考えが豊かで幸せになれる思考法であります。
論語、為政(いせい)第2、17条「知るということ」として「子曰く、由(ゆう)、汝(なんじ)に之(これ)を知るを誨(おし)えんか。之を知るを知ると為(な)し、知らざるを知らずと為す。是(こ)れ知るなり。」。
訳は「弟子の子路に対し、孔子がこう話した「お前に「知る」とは何かを教えてあげよう。知っていることは知っているとし、知らないことは知らないと明らかにする。それこそが「知る」ということだ。」
これは「知らない」ということを「知る」ことが「大切であることを教えている」のです。「知らないことを知ることこそ「知る」ことなのだ」という考えです。
ギリシャの哲学者ソクラテスは、賢者と呼ばれる人たちとの対話を通じて「無知の知」という境地に達したといわれています。「ソクラテスの弁明」に「自分ではいかにも知っているらしく自惚れているが、その実、ほとんど何ごとも知らぬ人たちがきわめて多いことを発見する」と、書いています。
孔子ソクラテスも賢者ほど自分の実力を過信せず、謙虚に貪欲に学んでいるのだと言っているのです。
知らないことはないだろうかと追求する姿勢そのものが「学び」なのだということです。孔子の教えを聞いていますと、私はいかに自惚れているかということを知り愕然とします。知らないことを知り、多くの人財を得ることに務めましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆CMA様主催「ダイキン・コンシューマ・マーケティング株式会社管理職研修ご参加の皆様ありがとうございます。研修のカリキュラムの一つ「茶礼」でお薄を一服、そして記念写真です。