長所探し

おはようございます。

「にんげん学」神戸講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。論語はありとあらゆるパターンの人に出演させて書かれてあるのがとても実人生に役立ちお手本となります。人生は実践のなにものでもないからです。
20巻という膨大な論語の中には意味が余り理解できない部分も多くあります。しかし意味が理解できないという語に出会うことが、固定観念の打破につながります。人生の未来は不確実。価値観の違う方々にどのように対応していくのが人生であり、チャンスだからです。出会いは一瞬、過去は戻らず、未来は未来、「今、此処(ここ)の対応が実人生、現実」。一瞬の対応力が人生いつも問われています。
だからこそ、心の余裕、間、自分の考えに囚われない自分、そして人様と対することが次へのステップの大きな要因となります。なぜなら、相手が私を受け入れてくれなければ次がなく事は進みません。であるならば「目の前の人を確かに受け入れて然るべきです」。「目の前の人と戦うわけではありません」。私の価値観とまったく違った目の前の人と「和合することによって新たな物が生み出されるのですから、違って当たり前を認めるべきです」。マイナスとプラスが和合してこそ新たな物が生み出される、陰と陽が和合して新たな物が生まれる。
このように相手を思いやる「仁愛・忠恕」を孔子は説きました。それは相手の「長所探しの達人になれ」と言っているのです。理解するのではなく「認めよ」というのです。
目の前に人がいながら、良い人に出会いたい、良い部下が欲しい、と、皆さんこんな風に人の見方を誤って「目の前の人の欠点ばかり見ているのではないですか?」このような人の見方では「金のわらじを履いて探しても人材は見つかりません」。どうすれば良いのか孔子は教えます。
昨日ご一緒に学んだ条とはちがいますが、論語、顔淵(がんえん)篇。
「子曰く、君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人はこれに反す。」
訳は「一流の人間は人のいいところを学んだり引き出したりする。もちろん適材適所で人を用いるから、長所を最大限に発揮できる。ところが、二流の人間はこれが逆だ。人の欠点を目立たせるだけでせっかくの長所をつぶしてしまうのだ。」
いかがです?皆さんの社員の方、部下の方の見方、どのように見ておられますか、自分のいうことを聞いてくれる社員、部下の方も大切ですが、それ以上に自分より優秀な方、自分ができないことが出来る人を求めることが会社も私たちも発展するのです。
今日は人様の長所を見て上げられる一日をお送りください。今日一日が幸せな一日でありますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」「鳥取地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆「にんげん学」神戸講座ご出席の皆さん来月もよろしくお願いいたします。

きりしま山荘さんごちそうさまでした。来月もよろしくお願いいたします。






絶品の玉子かけご飯