現行肯定プラス改善

おはようございます。

日々祈ります、学びます。祈り、心学は現世を肯定します。肯定しているからこそ紀元前から今日まで千古不磨(せんこふま)の法則として祈り、学び続けられています。
その根底は「欲を肯定していることにあります」。「立身出世や富を求めることも肯定しています」。しかし祈りも心学も「現行肯定プラス改善」、つまり「現在の状況を受け入れたうえで改善を要求しています」。
菩薩道(ぼさつどう。菩薩としての修行。自利・利他を兼ね備えて行う悟りへの実践)です。「苦と感じていることを改善する慈悲」「己を忘れて他を利する慈悲」。
私たち菩薩道を歩む仏者の大切な四弘誓願(しぐせいがん)「すべての菩薩が共通して発する四つの誓願衆生を救おうとする衆生無辺誓願度、煩悩を絶とうという煩悩無量誓願断、すべての教えを学ぼうという法門無尽誓願知(または学)、最高の悟りに達しようという仏道無上誓願成」です。これらはすべて自身並びに社会の改善、慈悲の実践。
また、「現行否定」、つまり「現在の状況を否定して、根本からから変えていく」ことも大事な慈悲です。人生は、上手く行っているときは、基本的なやり方を変える必要はありません。問題が生じない限り、どんどん進んでいくべきです。
しかし、何をやっても上手く行かないときも生じるのが人生。そんな時は「やり方を百八十度変えて革新する必要があるのです」。チェンジする勇気に祈りと学びは気づかせてくれる「法則に則る決断力を養えます」。上手く行かずにだらだらと決断もできずでは破滅するからです。
上手く行っているときのように、「まだまだ努力が足りないから上手く行かないのだ」、という「ねばならない」になると、更に「間違った道を歩みどんどん本筋から離れていき、二進も三進もゆかなくなるのです」。
祈りと学びは「日に新た、日々に新たなり」を教えています。先日も書いていますが、日々の「結果が始まり、改善、革新のない日など有り得ない」のです。
研修生の皆さんを前にして、このようなことを思いました。新たな気持ちで今日も笑顔で過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震鳥取地震の復興の支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。
☆庭の柿の木も色づきました。昨日は曇ったり晴れたり、時雨れたりと変な具合のお天気でした。



☆「NPOこころのはな・子ども食堂」ご来店ありがとうございます。来月の開店日は12月7日(水)、12月14日(水)の二日間です。事前にご予約のお電話をいれていただければありがたいです。0774-45-5561迄よろしくお願いいたします。