暖気

おはようございます。

CMA主催「ダイキン・コンシューマ・マーケティング(株)管理職研修」1泊2日ご参加の皆さんありがとうございます。お寒い中素足での生活大変だったことと存じます。「やらされる」ことから主体性の大事、そして「感謝の心」を大切にする「大事を再確認いただいた」のではないでしょうか?。
管理職といいますのは、ある意味「仕事をやらせる立場」にありますが、「やらされる」を研修中は皆さんご一緒に体験していただきました。「何を今更こんなことを、とお感じなられたことと思われます?」。
人間とは、必要であれば、やりますし、不必要と感じればやらないのです。それでいつしか、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」如く、自分が嘗(かつて)て仕事としてやっていたことに対して、今では部下の人や、若い人にやっていただいていることを、「ありがたいことだ」「感謝しなければ」という気持ちが失せ、「当たり前」になり、そこに暖気、暖かい空気がでなくなるのです。これでは会社の雰囲気としていささか問題があります。
先日から社会の話題になっています大手の広告会社の悲しい事件などは、部下の方に感謝の思いで接していなかった、温かい雰囲気がなかった最悪の会社の雰囲気ではないでしょうか。
自分の仕事を引き継いでくれる、受け継いでくれる、こんなありがたいことはないのです。自然界は春の陽気で芽吹くのです。それが摂理です。人の社会であればなおさらのことです。会社に暖気、春の陽気がなければいけません。
「心暖かい人には福徳も厚い」のです。菜根譚(さいこんたん)前集73に「天地の気、暖ならば則ち生じ、寒なら則ち殺(さい)す。故に性気(せいき)の清冷(せいれい)なる者は、受享(じゅきょう)も又涼薄(りょうはく)なり。只和気熱心(ただわきねっしん)の人のみ、其(そ)の福も亦厚(またあつ)く、其の沢(うるおい)も亦長(またなが)し。」
訳「自然にめぐってくる四季の気候が、暖かいと万物は生え育ち、寒いと枯れて死んでしまう。
だから、人の心が冷ややかだと、天から受ける幸福も少なく薄い。ただ心がなごやかで、熱意ある人だけが、その福徳も厚く、そのめぐみもいつまでも続く。」
社会や他人に対する愛情や関心が薄れるほど、社会との距離が次第に開き、友人との関係も疎遠になります。
自分の殻に閉じこもるような消極的な心を克服し、思い切って社会に飛び出し、自分の能力を用いて人間関係を築くようになれば、自らの長所に気づくようになります。
不出来だった私は幼少年時代から自分の殻に閉じこもりがちでした。大人になってからもそれを引きずっていた時代があります。
長所に気づいてから、その長所を磨き発揮するようにすれば、志を同じくする人と巡り会えるようになります。研修を実施くださる企業様と出会えるようになったことが一つの大きな証です。
一方で他人に自分の欠点を認めることはいつしか知らないうちに尊敬を受けるようになるのが又不思議でもあります。欠点は誰でも持っていますが、それをあえて認めるのは勇気ある行為です。至らない点をしっかりと自覚しているからこそ、人様に対しても暖気、暖かい心で接することができるようになるのです。
部下の人や周りの人に暖気を持って接すればきっと素晴らしい会社となります。今日も午前10時に昨日に引き続きCMA主催「ダイキン・コンシューマ・マーケティング(株)管理職研修」1泊2日の研修があります。ダイキン・コンシューマ・マーケティング様本年最後の研修です。お気をつけて入山ください。私どももしっかりと新たな気持ちでお待ちしております。今日は暖気を以て「優しい広い心で接し」、気持ちよい一日を過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」「鳥取地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆CMA主催「ダイキン・コンシューマ・マーケティング(株)管理職研修」1泊2日ありがとうございます。


一期一会、出会いを大切に。



志を高く、姿勢を低く、素晴らしい人生をお送りください。

☆昨日研修を終え帝国ホテル大阪に、心友であります梅谷忠洋先生の奥様の「梅谷裕子ディナーショー」に。一年一度の楽しい一時。先生ありがとうございます。





梅谷忠洋先生の演奏。

「にんげん学」小倉講座へご出席のNさんご夫妻もご出席。遠路ご苦労様です。

梅谷裕子さんの歌声はやはり素晴らしい、お正月の2日に「奉納・梅組・初夢コンサート」がお寺であります。是非素晴らしい歌声をお正月にお聞きになり、開運の初夢を実現しましょう。