余計なことは

おはようございます。

土曜日から昨夕まで開催されました「M&Uスクール」受講生の皆さんお寒い中一泊二日ごくろうさまでした。お大事に年末をお過ごしの上素晴らしい新年をお迎えください。来る年も継続され学んでいただきますよう。学びは常に新しい自分と出会えどんどん向上心を高めていきます。ありがとうございます。
学び続けていきますと、「余計なことは言わなくなります」。いわゆる物知りでは無くなり、自分を磨くことたかめることに楽しくなるからです。そんな人は、黙っていても人柄として滲み出てくるものです。
人間関係での大切な事は「傲慢にならず、卑屈にもならないことです」。物知りの人は、「才能を恃(たの)んで思い上がる人が多くみかけられます」。「周囲とはできが違うんだといわんばかりに高慢になることは対人関係の上では控えるべきです」。
三国志」の話し、「曹操(そうそう)の部下、楊修(ようしゆう)は知謀に長けた武将だが、自分の能力をひけらかしたことで曹操の怒りを買い、誅殺された」という話しがあります。後年に、楊修を嘆じた詩が詠われました。「身の死するは才気の過ちたる輝きにあり。兵を退(しりぞ)かんと欲したるがゆえにあらず」。
楊修の例は、重要なことを示唆しています。「まず、仕事のうえでは、上司よりも自分が賢いことをひけらかしてはならない」。楊修は「才気煥発(さいきかんぱつ)の人でした(すぐれた才知の働きが盛んに現れること)」。その賢さは曹操を圧倒した。このことが曹操の逆鱗にふれたのです。
上司は「部下の能力には気づいているものです」。それを「あえて部下が口にしては、上司を婉曲に能なしと批判するようなものです」。
寅さんではありませんが、仕事でも日常生活でも「それを言ったらオシマイよ?となりかねないのです」。社会を渉る上で、「気づいていても人間関係を良好に保つために、あえて口に出さないことです」。それが大人ですし、上司や部下の足りない点に気づいたら、口に出す前に「サポートするのが学ぶ人間の要道です」。
このような諺が「雉も鳴かずば打たれまい」というものです。言う必要のないことを言わないのも学びができていてこそ、人格を磨いてこそであります。
M&Uの受講生の皆さんに昨日お話ししましたが、「相手の秘密に関することをうっかり口に出そうものなら、遠からず面倒に巻き込まれるに違いありません」。
「口は災いの元」であることを胆に銘じ、年末の二週間、控えるべきときは控えるようにする、胆力も学びからです。新しい週を豊に口を慎み過ごしてまいりましょう。素晴らしい一週間でありますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震鳥取地震の復興の支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。
☆M&Uスクール受講生の皆さん一年ありがとうございます。
反省会と懇親会です。年末お元気にお過ごしの上よいお年をお迎えください。